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2023年12月14日更新

Q イヤイヤ期にだめな対応は?|気になる子育てQ&A⑧

イヤイヤ期に、良くない対応は? イヤイヤが続く場合はどうしたらいい? 那覇市保健所の金城織江さん、玉城沢子さんに聞いた。


 

Q イヤイヤ期にだめな対応は?
A 子どもの思いを否定しない


Q どう対応すべき?

A 基本は本人の気持ちを受け止めることです。ただし、「受け止める」と「受け入れる」は違います。「もう遊ぶのはおしまいね」と言った後、子どもが「イヤだ」と言うことがあるでしょう。ずっと遊ばせるのではなく、「もっと遊びたいね」「楽しかったね」と子どもの気持ちをいったんは受け止めます。その後、「次はもう食事だから、終わろうね」とこちらの意図を伝えます。

子どもが思いを出せることは大事なので、「そんなことを言ったらダメ」などと頭ごなしに否定したりしかったりするのは避けたほうがよいでしょう。強く否定し続けると、恐怖から感情や意志が出せなくなり、その後の成長に影響が出ることがあります。

 



Q イヤイヤが続く場合は?

A できるだけ強制するよりも、選択肢を与えて子どもに決めさせましょう。例えば子どもが「お風呂に入りたくない」と言った時は、「パパと入る? ママと?」「持って行くおもちゃは、「これ? あれ?」など。自分で決めると、すんなり進むことも多いです。

子どもは頼られるとうれしいので、「人形をお風呂に入れてあげて」とか「お父さんの背中洗ってくれない?」という声かけもいいと思います。いくつかパターンがあると役立ちます。

スムーズにできたら「やっぱりお兄ちゃん(お姉ちゃん)だね」とほめてあげることも大切です。その時は、いつもと何が違ったか考えるのもいいですよ。体を使って遊んで満足したのか、お父さんがやったから、など。それを次に生かせるといいですね。

前提として、成長過程の子どもは、気持ちを切り替えるために時間やサポートが必要だと知っておくといいでしょう。待つ、抱きしめることが有効な時もあります。この子はできる、と信じることも大切です。



右から臨床心理士の金城織江さん、保健師の玉城沢子さん


『週刊ほ〜むぷらざ』気になる子育てQ&A
第1897号 2023年12月14日掲載

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