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2023年10月12日更新

[企業紹介]若い感性、熱いガラス村|RGC株式会社 琉球ガラス村 販売部の伊敷美穂さん、 生産部の友寄琉花さん・天久琳々香さん|沖縄の魅力

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.407

職人たちがガラス製品を作る工房の前に並ぶ伊敷美穂さん(左)、友寄琉花さん(中央)、天久琳々香さんの3人

職人たちがガラス製品を作る工房の前に並ぶ伊敷美穂さん(左)、友寄琉花さん(中央)、天久琳々香さんの3人


体験や買い物 楽しみ方豊富

RGC株式会社 琉球ガラス村
販売部 伊敷 美穂さん(左)
生産部 友寄 琉花(るか)さん(中央)、天久 琳々香(りりか)さん(右)



琉球ガラス製品を製造販売するほか、グラス作りなどの体験ができる糸満市の琉球ガラス村。運営するRGC株式会社では20代の若手が活躍している。生産部の天久琳々香さん(20)と友寄琉花さん(20)は「技術が向上するとうれしい」と声をそろえ、販売部の伊敷美穂さん(21)は「丁寧な対応で商品の良さを伝えたい」と目標を掲げる。


Q 普段の仕事内容は?

A 伊敷さん レジでの接客や、ギフト商品の受け付けを担当します。結婚祝いや生年祝いの記念品として商品を注文する方が多く、刻字する文字やイラストの配置などを受け付け時に細かく確認しています。刻字担当者に間違いがないよう伝え、お客さまの理想のものをお渡しできるよう心がけています。お客さまに渡す際に喜んでもらえることがうれしいです。

友寄さん 先輩職人のサポートをしており、グラスの飲み口を作る工程に携わることが多いです。先輩の動きや行動のクセを覚えて、「今私にどう動いてほしいのか」を察知できるよう意識しています。技術が向上するなど、できることが増えるとうれしいです。

物作りが好きで、仕事は楽しくて仕方ないほど。高校生の頃にはアルバイト代をためてこちらのグラス作り体験に通っていました。熱で軟らかくなったガラスの感触は独特。ぜひ多くの人に体験してほしいです。


1300度の窯の前で作業する天久さん(手前)と友寄さん
1300度の窯の前で作業する天久さん(手前)と友寄さん


Q 施設の楽しみ方は?

 天久さん ガラス製品は、同じデザインでも少しずつ色や形が異なります。ガラスの量や職人の利き手でも違いがでます。これは、手作りならではの特徴。ぜひいろいろな商品を見比べて自分好みのものを見つけてください。また、自分で作ったグラスは格別です。愛着が湧きますよ。グラス作り以外の体験もあるので、ぜひ一度お越しください。

伊敷さん 敷地内の「福地商店」は、全国の「おいしくて、いいもの」を販売しており、見るだけでも楽しい空間です。

海を切り取ったようなデザインの商品が並ぶ本館窓側の展示スペースにも注目してほしい。午後は太陽の光が差し込み、商品を通して床に当たる水面のような光に癒やされますよ。


Q これからの目標は?

 友寄さん 違う素材と組み合わせるなど、琉球ガラスの可能性を広げて多くの人に伝えたいです。作品展の開催も憧れます。

天久さん 県から認定される工芸士を目指します。客観的に自分の技術を認めてもらえるのはうれしいはず。また、お客さまからの質問に最大限答えたいので、分からないことは先輩に聞き、知識を増やしたいです。技術面では、複数の色の組み合わせを研究していろいろな形の作品を作れるようになりたいです。

伊敷さん 外国のお客さまに英語で商品の魅力を伝えるのが目標です。


 

食器やアート作品など多彩

糸満市の琉球ガラス村は、県内最大級の琉球ガラス工房=写真。現代の名工を4人、沖縄県工芸士を15人輩出するなど、高い技術力を誇る。

「mado」シリーズなど普段使いしやすい食器から、アート作品やランプまで幅広い商品を取り扱っている。


RGC株式会社 琉球ガラス村 糸満市字福地169番地 電話098(997)4784
https://r.qrqrq.com/12BOVY6k


『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<407>
第1888号 2023年10月12日掲載

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