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2023年8月3日更新

着物で舞うと心も躍る|「日舞サークル」の皆さん(読谷村)[人生ブラボー!③]

仕事の一線を退いた後も、年を重ねても、人生を生き生きと送る人たちを紹介します。今回は、読谷村で活動する日舞サークルの皆さん。日本舞踊の魅力を語る表情が輝きます。

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「日舞サークル」の皆さん (読谷村)
ことし4月、西川葵静さん(後列左端)が発足させた「日舞サークル」の皆さん。「着物を着て踊ったり、仲間とおしゃべりしたり、練習日が楽しみ」と笑顔で話す=読谷村総合福祉センター


 細かな所作で歌詞を表現 
読谷村老人クラブ連合会の「日舞サークル」は、ことし4月に発足した。指導を行うのは西川流日本舞踊名取の葵静(あおいしずか)さん(72)。メンバーは約20人いて、週1回、読谷村総合福祉センターで練習に励む。60代後半から80代まで着物姿の女性が集い、金曜日のセンターは華やかな雰囲気に包まれる。

最年長の新垣美代子さん(84)は、日舞サークルに参加したきっかけを「好きな着物を着られる場所ができるし、猫背も直したくて」と話す。着物は自分で着付けている。「練習日は朝からウキウキした気持ちで準備も楽しい。着物を着ると、やっぱりお化粧もヘアスタイルも整えたいと思うし、気持ちがシャンとします。私の元気の秘(ひ)訣(けつ)」と笑顔で語る。

伊波敏子さん(83)は長年、赤十字募金活動に取り組むなど地域活動へ積極的に関わってきたが、コロナ禍がきっかけで気持ちが落ち込み、引きこもるようになった。しかし、「日舞サークルに通うようになって、心も体も元気になった。周りの人からも元気になって良かったと喜ばれる」とほほ笑む。

取材時は、メンバーのうち数人が7月9日に行われた村内の大ホールでの演舞披露を控えており、より熱心に練習に取り組んでいた。国場安子さん(75)は、「700人の前で踊るのは緊張するが、チケットを購入してくれた皆さんに喜んでいただけるよう踊りたい」と表情を引き締める。

美しく見えるよう、扇子を持つ指先の動きまで指導する


日舞の魅力を広めたい

「日舞は『花が咲く』という歌詞に合わせて扇子を広げたり、『いく年月』という歌詞で指折り数えてみたり、体全体を使って表現できるところが魅力。特に群舞は見せ場。大人数で合わせると、すごく迫力があって美しいんです」と語る葵静さん。練習中は、全体の流れを大切にしながらも、時折、体の向きの角度、扇子を持つ指先を意識させるなど、細かな所作にも指示を出す。全体が美しくまとまり、見る者を引きつける。

「練習を始めてまだ2カ月とは思えないほど、みんな振り付けをしっかり覚えて踊っているんです。すごいでしょ? それを褒めるとき、私自身がすごくうれしくて、生きがいを感じます」と声を弾ませる。

60歳を過ぎてから始めた日舞に魅了され、東京で名取に認定。県内で指導を始めた葵静さん。「学ぶことに遅いということはない」。楽しそうに過ごす生徒たちを見つめ笑顔で語る。

読谷村の高齢者は元気!

「読谷村のシニア世代は、はつらつとした好奇心旺盛な人が多い。活動を通して私が元気をもらっています」と話す葵静さん。日舞サークルは、7月9日に読谷村鳳ホールで演舞を披露した=写真。葵静さんは「衣装や道具をそろえて、華やかな舞台で演舞する機会も増やしていきたい」と語る。

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取材/赤嶺初美(ライター)
毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1878号 2023年8月3日紙面から掲載」

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