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2022年12月1日更新

[沖縄・企業紹介]沖縄の魅力|成長サポートやりがい大きく|学研 おひさま教室 城間 紀子さん

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.382


教室では、4歳から小学6年生までの子どもたちを対象に、国語、算数、英語の3教科を教えている。毎月教室便りを出し、年2回保護者面談をするなど、保護者とのコミュニケーションを大切にしている

子育てと両立、経験強み

学研 おひさま教室
城間 紀子 さん


読谷村古堅の「学研おひさま教室」は、教室を開いて15年。城間紀子さん(52)は、下の子が1歳の時に教室を始めた。「子育て経験が強みとなり、子どもたちの成長をサポートできるやりがいのある仕事です」と笑顔で話す。

Q 教室を始めたきっかけは何ですか。

 4番目の子を出産後、子どもが1歳の時に再就職を考え、決まりかけたのですが子どものことを伝えたら不採用に。

そんな時、上の子が学研教室のある学童に通っていて、「学研楽しいよ」と言っていたのが心に残っていて。就職では子どもがいることがマイナスだったけれど、子育ての経験を活(い)かせればと、教室を始めました。


Q 子育てと仕事の両立はどうでしたか。

 フルタイム勤務の半分の時間で、ゆったりスタートできる。自宅の敷地に教室を構えているので、子育てしながら仕事を続けやすかったです。

家族の理解もありがたかったですね。義理の両親が教師だったこともあり、自宅でできる学習に関わる仕事に大賛成で。学習の大切さを自分の子どもたちに見せられたのも大きかった。子育て中、「勉強しなさい」とは言わなかったけれど、成長した子どもたちが自分の道を着実に歩んでるのは、環境が良い影響を与えたんじゃないかと思います。

卒業生にスーパーで声をかけられたり、長年付き合いのあるお母さんたちが近所にたくさんいることも心強いです。



明るい雰囲気の教室。「少人数で一人一人に目が行き届きやすい」と城間さん

Q やりがいを感じるのはどんな時ですか。

 やる気がなかった子のやる気が出てきたり、分からないと自信を無くしていた子ができるようになって笑顔になったり、変化が見られることが喜びです。

やる気がなくなっている時こそいいところをほめることで、子どものモチベーションは上がります。とはいえ、気になるところが見えるのが親。私自身、長女が高校生のころに「お母さんダメ出しばっかりだね」と言われて反省したこともありました。

教室では第三者の目線で、子どものいいところや強み、得意とすることを探します。好きなことを知っていれば、進学や就職を決める時など、どこかで役立ちます。

学研教室では、子どもたちが自らやるべき問題を解く自主学習が基本です。だからこそ、自主的に考える力が身に付きます。学習の土台ができれば、その後も自分で学ぶことができます。卒業生が進学校に入学した、学年で上位になったと聞くと、積み重ねが生きたんだと思えます。

学研教室の先生は、どんな教材を与えるかを考えて、子どものやる気を引き出すサポーター。子どもや親御さんとの関わりは心底楽しく、できる限り続けたいです。



15年迎え感謝

教室を開いて15年を迎え、表彰された城間さん。感謝を込めて学研のキャラクター「教室くん」のクッキーを関係者にプレゼントした。「経験を重ねるほど楽しさが増しています。70代の先生や30年教室をしている先生など、先輩方が励みになっています」と話す。


学研おひさま教室    読谷村古堅693-1   
電話090(9787)5810


『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<382>
第1843号 2022年12月1日掲載

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funokinawa編集部

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