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2022年11月3日更新

[沖縄]男女共に活躍する建設会社 株式会社 大城組|み~んなでSDGs

SDGsに取り組む企業を紹介する連載がスタート! 初回は、男女共に活躍する建設会社(株)大城組を取り上げる。社長や現場で働く社員にインタビューした。


右から上原さん、高良さん、大城組のメンバー。現場では毎日ミーティングして現状を共有し、安全第一で作業を進める
右から上原さん、高良さん、大城組のメンバー。現場では毎日ミーティングして現状を共有し、安全第一で作業を進める


 仕事と家庭の両立、スキルアップを支援 

仲西 聰 代表取締役社長


Q 働きやすい環境作りに力を入れているそうですね。

A 仲西聰代表取締役社長(66)

大城組は総合建設業として、那覇空港ターミナルビルや福地ダムといった巨大施設や商業施設、マンション、個人住宅、トンネル、橋梁(きょうりょう)、電気設備、機械設備などのさまざまな建造物に携わっています。発注者、設計者、協力業者をコーディネートし、図面を精査、計画を立てて建造物を造る仕事です。 

経営理念は「誠実努力」。建造物は完成すると中身が見えません。だからこそ、誠実に努力を重ねて顧客第一に、安心・安全を提供します。それには社員の力があってこそだと考えます。

建設業というと男性のイメージがあるかもしれませんが、当社には女性従業員が17人いて、そのうち4人は技術者です。女性の育児休業取得率は100%、復職後も家庭と仕事を両立しやすいようフレックスタイム制やテレワークを導入。ワークライフバランス認証企業となっています。また、一つの資格取得に対して最大30万円を補助し、キャリアアップをバックアップ。社員一人一人が仕事を通して健康と成長、幸せを実現できるよう、職場の環境作りに力を入れています。

おかげさまで2020年に大城組は創業100年を迎えました。時代に合わせて変化し続け、次の100年を目指します。男女問わず、共に働く仲間を募集しています。

現場代理人として、工程、安全、品質、施工管理を行う高良さん。現場でのコミュニケーションを大切にしている
現場代理人として、工程、安全、品質、施工管理を行う高良さん。現場でのコミュニケーションを大切にしている


Q 現場で働いて、どんなところにやりがいを感じますか。

A 高良ゆかりさん(48)現場代理人

協力業者さんたちとのやりとりは楽しく、建造物が完成したときの感動は何にも変えがたい。希望して事務から建設現場に異動したのですが、挑戦して良かったです。

前職は建設業で経理事務をしながら時々現場に出ていたのですが、介護のために退職。6年前に大城組へ入社しました。最初は現場事務だったのですが、現場技術者へ。取得していた1級土木施工管理技士と2級建築施工管理技士の資格を活(い)かすことができました。

年齢的に遅めの挑戦だったので、体力的に厳しいかなと思うこともあるけれど、上司や仲間がサポートしてくれる。現場は男性がほとんどですが、みなさん協力的で女性用トイレも設置されている。女性だからという理由でやりづらさを感じたことは、まったくないですね。女性の技術者は現場を明るくする。一緒に働く女性が増えるといいなと思います。


Q 女性が現場で働くことを、どう感じていますか。

A 上原賢治さん(48)現場代理人

現場では20~30人作業員がいることもあり、年齢層もさまざま。チームワークが大切なのですが、女性が加わると雰囲気が明るくなり、作業がスムーズに進行します。高良さんは発想が柔軟で、細かいところまで目が届くのもありがたいです。

携わったものが一生残るのが、総合建設業の面白さ。大城組は現場の裁量が大きく、やりがいを感じます。公共事業では週休2日が導入され、働きやすい環境が整ってきています。


株式会社大城組
電話098(877)3625


『週刊ほ~むぷらざ』み〜んなでSDGs
第1839号 2022年11月3日掲載

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