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2022年10月6日更新

[沖縄]2022.10|考えよう臓器移植①|家族の意思尊重したい

10月は「臓器移植普及推進月間」。FMよみたんとのコラボ企画として4週にわたってラジオパーソナリティーと共に、「臓器移植」について考える。初回は、よしもと沖縄芸人の空馬良樹さん。


空馬良樹さん|よしもと沖縄芸人

コミュニティーラジオ放送局FMよみたんでパーソナリティーを務める、よしもと沖縄芸人の空馬良樹さん(46)。後輩の芸人をゲストに招いたトーク番組を担当している。空馬さんは、臓器移植について「友人の家族が重い病気を患っていることもあって、関心のある方だと思う」と話す。

自身と家族の臓器提供の意思について空馬さんは「医療系のドラマを見たときに、『自分の臓器が使えるのであれば提供したい』と妻に話したことがあります。妻は反対しました。家族の体にメスをいれられたくないそう。私も、子どもの臓器提供を承諾するか問われたら悩むと思います。これは自分一人だけの問題ではないので、なるべく自分の意思を理解してもらうように家族と話し合い、最終的には家族の意思を尊重したいと思います」と率直な考えを語る。今のところ書面での意思表示はしていないそう。

臓器移植についてはまだまだ知らないことばかりだという空馬さん。「私自身もそうですが、臓器移植というテーマについて、普段はなかなか家庭で話題にすることはないと思います。でも、テレビやラジオで触れられた時には考えたり、もっと知りたいと思うきっかけになるでしょう。そうしたメディアによる情報発信も大事では。また、多くの人がもっと気軽に臓器移植について考えるきっかけになるイベントなどがあってもいいのかな。例えば、某飲料メーカーが行っている俳句コンテストのように、臓器移植をテーマに作品を募集するというのも一つの手だと思います」と話す。

空馬さんは、これから子どもと一緒に臓器移植について考えていきたいという。「家庭や学校でも命についての教育をもっとするべきだと思う。そして、自分はどういう生き方をしたいのか考えてもらいたい。その一環として、子どもには夏休みの自由研究として臓器移植について調べさせたいと考えています」と笑顔で思いを語った。



シンボルカラーにライトアップ
10月16日(日)は、家族や大切な人と「移植」のこと、「いのち」のことを話し合い、お互いの臓器提供に関する意思を確認する「グリーンリボンデー」。この日を中心に、移植医療のシンボルカラーであるグリーンにライトアップすることを通じて、臓器移植医療への理解が広がることを願う取り組みが全国的に行われている。FMよみたんでは、10月末までライトアップを行っている。



▼アンケートの回答は下記から

週刊ほ〜むぷらざ「考えよう!臓器移植」アンケート回答



【CHECK!】10月末までの間、FMうるま、FMよみたん、FMとよみ、FMいしがきの4局では、臓器提供の意思表示に関するCMを放送中!
 

編集/funokinawa編集部
『週刊ほ〜むぷらざ』考えよう!臓器移植

第1835号 2022年10月6日掲載

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