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2022年1月20日更新

[沖縄]ボディーランゲージで表現力アップ|読んで学ぶ! コミュニケーション⑨

ボディーランゲージの上手な使い方やポイントを、専門家のあらかき咲美さんが伝えます。文・あらかき咲十美(印象美人コンサルタント)

ボディーランゲージで表現力アップ

「ボディーランゲージ」を「ジェスチャー(身ぶり手ぶり)」と捉え、無意識に使っていませんか? ボディーランゲージは非言語コミュニケーションであり、話し手と聞き手の心理に影響を与えています。ボディーランゲージの中には、動作的、外見的、音声的の三つの要素(3大要素)があり、ジェスチャーは動作的要素の一部。動作的要素の中にはジェスチャー以外にも、相手との距離や視線など複数のカテゴリーがあり、3大要素と組み合わせると約70万ものパターンがあると言われています。

ボディーランゲージは意識すると自己表現力がアップします。例えば、会議での発言や人前でのスピーチなどで特に意識するのは「手の動き」。無意識に手を動かし過ぎると、聞き手が「手の動きが気になって話に集中できない」ということになりかねません。逆に全く動きが無ければ表情も乏しく、伝えたい内容が伝わりにくくなります。

「説得力がある自分を表現したい」場合には、姿勢を正して両手は胸の高さの位置に。指先まで注意して直線的な動きを意識し、ゆったり動かしましょう=下写真。座る際はテーブルの上に腕を置いて堂々と座ります。また、親しみや優しさを感じさせたいなら、手で弧を描くように曲線的な動きを意識すると良いですよ=同。ボディーランゲージを効果的に使う第一歩は、自身のジェスチャーや癖に気付くことです。


説得力がある自分を表現したい場合は直線的な手の動きを


親しみや優しい印象を与えたい場合は曲線的な手の動きを意識する


執筆者
あらかき・さとみ/印象とコミュニケーションの専門家。理論と実践で、「気付きを学びに変える力」「聴く・伝える力」を育てるトレーニングやコーチングを行う。県内の企業で人材育成研修の講師も務める。

■問い合わせ/090・9789・7899
 

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「読んで学ぶ! コミュニケーション」のバックナンバーはこちらから
 
『週刊ほ〜むぷらざ』読んで学ぶ! コミュニケーション⑨
第1797号 2022年1月20日掲載

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