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2021年6月17日更新
[沖縄]カメラ見て口はしっかり開ける|読んで学ぶ! コミュニケーション②
オンラインならではのコミュニケーションのポイントを、専門家のあらかき咲十美さんが伝えます。文・あらかき咲十美(印象美人コンサルタント)
カメラ見て口はしっかり開ける
オンラインではアイコンタクトを意識する(写真はイメージ)
コロナ禍で増えたオンラインでのプレゼンや会議。そのコミュニケーションに苦手意識を持っていませんか? オンラインで話す際にはポイントが三つあります。
まず一つ目は「アイコンタクト」。話す時はカメラのレンズが相手の「目」だと思ってください。重要な話を伝えたい時は言葉を発しながらレンズを見ます。そうすることで、聞く側は目が合っている感覚になるのです。また、パソコンによってカメラレンズの位置が違いますが、カメラが下にあると(下から自分自身を見上げるように映すと)、顔映りがだらしなく見えることも。猫背になりやすく、自信のないイメージを与えてしまうため、面接やプレゼンでは要注意です。カメラの位置は目線の高さを目安に合わせるときれいな姿勢でいられます。
二つ目は「声と話し方」。口を縦横にしっかりと開けて相手に聞き取りやすい声で話し、話の「間」も大切に。一文当たり約50文字以内だと伝わりやすくなります。
三つ目は「マイク選び」です。声と話し方を意識したうえに、音声がきれいだとさらに聞き取りやすくなるため、イヤホンマイクや高性能なワイヤレスイヤホンを使うのがおすすめ。ノイズ除去機能の有無や、パソコン・携帯との相性を事前に確認することを忘れずに。
また、話を聞く側はいつもの3倍以上大げさにうなずきましょう。オンライン飲み会や、オンライン婚活では上記のポイントに加えて「相手の話を聞く意識を持つ(自分だけが話し過ぎない)」と、印象良く、心地よいコミュニケ-ションをとることができます。
執筆者
あらかき・さとみ/印象とコミュニケーションの専門家。理論と実践で、「気付きを学びに変える力」「聴く・伝える力」を育てるトレーニングやコーチングを行う。県内の企業で人材育成研修の講師も務める。
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印象美人コンサルタントあらかき咲十美
■問い合わせ/090・9789・7899
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『週刊ほ〜むぷらざ』
第1767号 2021年6月17日掲載