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2020年8月27日更新

琉球黒糖株式会社 代表取締役 又吉祐子さん|加工黒糖を多くの人に

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.306
ことしで創業26年、糸満市の琉球黒糖(株)は、黒糖を原料とした加工黒糖を製造販売。定番商品が40種類以上、受注生産商品などを合わせると100種類以上の商品を扱っている。代表取締役の又吉祐子さん(48)は「黒糖の可能性を広げたい」と話す。

主婦目線で 商品開発も

琉球黒糖株式会社
代表取締役 又吉祐子さん



Q 会社のこだわりは?
 黒糖をベースにした商品開発にこだわっているのですが、黒糖は他の素材と合わせるのが難しいんです。黒糖を多めにすると色が茶色っぽくなり、イメージした色にならなかったり、少ないと味が消えてしまう。安定した味や色のバランスを作り出す工場スタッフの技術力が自慢です。

また、パッケージにこだわっていて、シックな色使いで高級感を演出、ポップなキャラクターをデザイン化するなど、まずは手にとってもらえるよう工夫しています。


Q 新商品のアイデアはどこから?
 年間約5~10アイテムの新商品開発に着手していて、そのアイデアはテレビやお客さまの声を参考にすることが多いです。また、女性社員からは主婦の目線を生かした商品も生まれました。それが、「塩黒糖」。汗を流し部活に励む子どもたちには黒糖だけでなく、塩分も同時に取れるよう「塩もブレンドしては」との提案から誕生。また、肌寒さを感じる秋・冬には体の温まるショウガをブレンドした「黒糖生姜(しょうが)(粉末タイプ)」が生まれました。


   
Q コロナ禍での変化は?
 コロナ禍で黒糖の製造ラインが落ち着いた分、人員配置に少し余裕ができたので、これまで休止していた食品部門を再開することにしました。食品部門の復活で、5月から新たに黒糖の蒸しパン「黒糖あがらさ~」を販売し、好評をいただいております。

今コロナ禍でおうち時間が増える中、ありがたいことに新聞やカタログ、オンラインショップからの注文をいただいております。もっと多くの人に黒糖を味わってもらうため、国内外のオンライン商談会にも参加しながら、これまでと違う形を目指していきたい。黒糖は扱いにくい素材ではありますが、原料の特性を生かして、まったく違う、これまでなかった黒糖商品づくりを目指していきたいです。




シックな雰囲気やポップなデザインが目を引くパッケージ


 「黒糖あがらさ~」が登場 

同社は、ことし5月から「黒糖あがらさ~」=写真=を販売。同品は、豊見城市の「Aコープとみえーる店」内の「カフェ楽らく」で購入できる。購入の際、「ほ~むぷらざを見た」と告げると、通常1個150円(税込み)が100円(税込み)で買える。2020年9月末まで。






琉球黒糖(株)
糸満市西崎町4-16-19
☎098(992)8300


『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<306>
第1725号 2020年8月27日掲載

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