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2019年2月7日更新

うまみ増える「糀みそ」|酵素でイキイキ!

麹(糀)を使った調味料や簡単な料理を紹介。
執筆者:仲宗根悦子<11>

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大豆に米糀(こうじ)を加えると米みそ、大豆に麦麹を加えると麦みそ、大豆のみを主原料としたものが豆みそです。

みそを最初から作るのは半年、1年と時間がかかりますが、今回はお手軽に、市販のみそに米糀を混ぜる「糀みそ」を紹介します。米糀を加えることで、酵素パワーがアップ! 甘みやうまみが加わり、だしいらずの即席みそ汁や、みそ床に大活躍です。みそ汁は総合栄養食とも言われるほど、栄養豊富。みそ床は、野菜を漬けておくだけで一品できあがり。漬けた後に残ったみそ床も、お湯を注いでいただいてください。

糀みそに酢、かんきつ類を加えてみそダレに、ゴマやからし、オリーブオイルを加えてみそドレに。いろいろと、お試しください。

レパートリーが広がる糀みそ

即席みそ汁

[材料]塩糀100ml、みそ150g、白ネギ1本

[作り方]:保存容器に塩糀、みそを入れて混ぜ、白ネギを粗めのみじん切りにして混ぜ、冷蔵庫で一晩寝かせる。

※冷蔵で10日ほど保存可能。食べるときは、お湯を注いで混ぜる。



みそ床

[材料]みそ500g、削り節一つかみ(約10g)、昆布5×15cm、煮干し3本

[作り方]
①ボウルにみそを入れ、昆布、削り節、煮干しをできるだけ細かくちぎって加え、よく混ぜる。※煮干しは頭も内臓も取らない。

②保存容器に空気を抜くように入れ、表面を平らにならす。ふちをきれいに拭き、みそ床の上にラップを引いて、ふたをする。

※赤みそは常温保存。赤みそ以外は、冷蔵保存。



糀みそ

[材料]みそ400g、米糀200g

[作り方]保存容器に米糀、みそを入れて混ぜる。みその上にラップを引いてふたを閉め、3週間~1カ月寝かせる。

※寝かせる際は、常温で涼しいところに置き、時々空気を抜く。好みの味になったら、冷蔵保存。

仲宗根悦子さん|仲宗根糀家代表取締役社長
執筆者
仲宗根悦子
仲宗根糀家代表取締役社長。米糀や発酵調味料の製造・販売、講演を行う。ビジネスサプリメントアドバイザー、ホリスティック栄養アドバイザー


毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ
「第1645号 2019年2月7日紙面から掲載」

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