食肉文化の奥深さを味わう

沖縄大学の通り沿いにある「金城商店」は、畜産業者から直接仕入れた県産豚肉や鶏肉を使ったハムやソーセージ、パテ、テリーヌなどを手作りするシャルキュトリー（食肉加工品）専門店。店主の金城宏和さんは、独学でシャルキュトリーを研究。なめらかな食感と味にこだわり、試行錯誤を繰り返してきたそうで、「シャルキュトリーは奥が深く、まだまだ研究が必要」と話す。
豚肉文化の沖縄の人にもなじみやすいよう、豚顔皮肉や豚耳を使ったテリーヌは「チラガーのテリーヌ」、フランスでは定番の豚足ハムは「テビチのハム」と名付けた。肉料理だけでなく、魚や野菜を使ったメニューも用意。薄い生地でサーモンとクリームチーズを包んだ「サーモンのパートフィロ包み」は女性客に好評。
シャルキュトリーは持ち帰りOKで、県外への郵送も可能。オードブルも用意。料理7品＋2時間飲み放題付きのパーティープラン（男性3500円、女性3000円）は、早めの予約がおすすめ。料金は税抜き。



「シャルキュトリー盛り8種」（1680円）。プレートにのっているのは、テビチのハム、スモークタン、ロースハム、フロマージュ・ド・テット（チラガーのテリーヌ）、パテ・ド・カンパーニュ、白レバーペースト、ローストビーフ、すね肉のゼリー寄せ。ボトルワイン（1800円～）


「サーモンのパートフィロ包み」（800円）


カウンターとテーブル9席のこぢんまりとした店内

金城商店

沖縄県那覇市長田2－4－14（地図）
080‐1701‐3282


営業時間
16時～23時（L.O.22時）、土曜・日曜14時～23時（L.O.22時）

定休日
火曜・水曜


［全面禁煙］

http://kinjo-shoten.com/



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ライター／松島成子
毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ
「第1632号 2018年11月1日紙面から掲載」