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2017年6月1日更新
関西風に焼き上げ 秘伝タレで[ 鰻作(まんさく)]
きょうは何を食べよう? ちょっと気になるグルメな「お店」をご紹介。
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脂が乗って香ばしい関西風地焼き
秘伝のタレが香る蒲焼き
1976年に首里石嶺町で創業した「鰻作(まんさく)」は、道路拡張工事で立ち退きになり、2013年に惜しまれつつ閉店。多くのファンに支えられ、2015年に浦添市前田で再始動した。2代目店主の石垣真一さんは、父から受け継いだ秘伝のタレを休業中も大切に保管。「白焼きのウナギを何度も漬けるうちに脂が自然に溶け込んで、タレが完成するのです」と話す。タレを継ぎ足しながら、伝統の味を守り続けている。
鰻作の蒲焼きは、質の良いウナギの味と食感をダイレクトに感じられる関西風地焼き。その時期に一番良い状態の国産・県産ウナギを仕入れ、毎日店でさばいている。
店内は明るく広々。創業当時から通う年配客も多いため、掘りごたつの個室はもちろん、座敷にもいすを用意し、どの席もゆったりと足を伸ばしてくつろげるように配慮した。
万葉のころから活力の源といわれるウナギを食べて、暑い夏を乗り切ってはいかが。
創業当時から変わらない人気メニュー「うざく定食」(4,200円)。蒲焼き、うざく、肝時雨煮、ごはん、スープ、香の物、ひとくちサラダが付いたお得なセット
掘りごたつの個室、座敷、テーブル席があり広々
鰻作[まんさく]
沖縄県浦添市前田1061(地図)
098-917-1285
http://www.unagi-mansaku.com
営業時間
AM11:00~PM3:00(L.O.PM2:30)
PM5:00~PM10:00(L.O.PM9:30)
定休日
火曜休み
駐車場
駐車場15台
★その他おすすめは、「うな重」(3300円)、「うなぎ丼」(小2300円)、「ざるそばうな丼セット」(2800円)。
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編集/松島成子
毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ
「第1559号 2017年6月1日紙面から掲載」