毎日のレシピ
2024年4月11日更新
春の彩り満開 新学期や節句に|ごちそうレシピ
春の花々が咲き誇る今の時期。新学期や節句のおもてなしにおすすめの料理を紹介。卵の鮮やかな黄色が目を引く「ふくさずし」、優しい味わいの「はまぐりの吸い物」、ほろ苦い「菜の花の辛子醤油あえ」、程よい甘さと塩梅の「桜もち」の4品です。(松本料理学院 松本嘉代子学院長)
上品な味わい
ふくさずし
【材料(5人分) 調理目安時間80分】
米…………………………2.5カップ
水…………………………2.5カップ
だしコンブ………………7~8センチ
酒…………………………大さじ1
〈合わせ酢〉
酢…………………………1/2カップ
砂糖………………………大さじ3
塩……………………… 小さじ1/2
白ごま……………………大さじ2
〈具〉
〈A〉
かんぴょう………………15グラム(100グラム)
シイタケ(乾燥)………3枚
だし汁……………………1~1+1/2カップ
砂糖………………………大さじ4
しょうゆ…………………大さじ3
〈B〉
ニンジン(せん切り)…80グラム
(花型)…………………8ミリ×10枚
だし汁……………………1/2カップ
砂糖………………………少々
塩…………………………少々
〈C〉
卵…………………………4個
砂糖・塩…………………各少々
片栗粉……………………小さじ1
水…………………………少々
三つ葉……………………10本
【作り方】
1 米は洗って分量の水と、だしコンブを加えて30分ほど置き、酒を加えて普通のご飯の要領で炊き上げる。
2 炊き上がったらコンブを取り出し、すしおけに山盛りにして合わせ酢をかけ、密封して5分おく。
3 2に風を当てながら木杓子(しゃくし)でほぐすようにして軽く混ぜ、酢飯を作る。その後、白ごまを加える。
4 〈A〉かんぴょうは塩でもみ洗いして軟らかくゆでて、水にもどしたシイタケと一緒に分量の調味料で濃いめに味をつけ、3センチ長さのせん切りにする。
5 〈B〉ニンジンは10枚ほど桜の花型に切り抜き、残りは3センチのせん切りにして分量の調味料で煮含めておく=写真。
6 〈C〉ボウルに卵を割り入れ、Cの材料をよく混ぜ合わせて薄焼き卵を作る(10枚)=写真。
7 3の酢飯に具(かんぴょう、シイタケ、ニンジン)を混ぜ合わせる=写真。
☆酢飯にかすかなぬくもりがあるうちに具を混ぜるとよくなじむ。
8 薄焼き卵に7のすし飯を置き=上段写真、形よく包み=中段写真、さっと湯通しをした三つ葉で結んで仕上げる=下段写真。
☆すしのりを帯にして結わえても良い。
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貝のうまみがたっぷり
はまぐりの吸い物
【材料(5人分) 調理目安時間15分】
ハマグリ…………………中5個
だしコンブ………………10センチ
水…………………………3カップ
塩…………………………少々
薄口しょうゆ……………少々
白玉粉……………………50グラム
水…………………………1/4カップ程度
食紅………………………少量
菜の花……………………1房
木の芽……………………5枚
【作り方】
1 ハマグリは海水くらいの塩水に一晩漬けて=写真=砂を吐かせ、流水にかけて洗う。
2 白玉粉は水を少しずつ加えて適当な固さにこね、食紅を少しずつ添加して薄いピンクに着色する
3 2を直径2センチの桃色の団子を作り、熱湯に入れてゆでる。浮き上がってきたら2分ほど煮て水に取り=写真、水気を切る。
4 菜の花はゆでて=写真=食べやすい長さに切る。
5 鍋にだしコンブと1のハマグリ、水を入れて火にかける。沸騰してきたらコンブを取りだし、あくを取り、調味する。
6 椀(わん)にハマグリと桃色の団子、菜の花を盛りつけ、木の芽を添えて汁を注ぎ入れる。
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色鮮やかな
桜もち
【材料(16個分) 調理目安時間70分】
もち米…………………2カップ
水………………………2カップ
塩………………………少々
食紅……………………少々
桜の葉の塩漬け………16枚
小豆あん………………8グラム×16個
【作り方】
1 もち米は洗って分量の水に30分くらい漬けておく。
2 1に食紅を少しずつ添加して薄いピンクに着色し、塩を加えてご飯の要領で炊き上げる。
3 桜の葉は洗って水に漬け、塩抜きをして水気を切っておく。
4 小豆あんは4センチ長さの棒状にまとめる。
5 薄めの食塩水で手をぬらし、2のご飯を16個くらいに丸くまとめる=写真。表面を乾かないようにぬれ布巾をかぶせておく。
6 5を手のひらに乗せ、ある程度広げて小豆あんを包み、細めの俵型に整えて桜の葉で包む。
ピリ辛味がアクセントに
菜の花の辛子醤油あえ
【材料(5人分) 調理目安時間8分】
菜の花…………………1束
溶きからし……………小さじ1
しょうゆ………………大さじ2
みりん…………………小さじ1
【作り方】
1 菜の花は軸の硬い所を取り除き、塩ゆでにして冷水に取って色止めする。
2 溶きからしにしょうゆ、みりんを徐々に加えて伸ばす。
3 菜の花は水気を取り、適宜に切りそろえておく。
4 2のからしじょうゆで3の菜の花をあえ、小鉢に盛り付ける。
☆溶きからしは好みで量を調整する。
松本嘉代子学院長(松本料理学院)
『週刊ほ~むぷらざ』ごちそうレシピ
第1914号 2024年4月11日掲載
ふくさずし
【材料(5人分) 調理目安時間80分】
米…………………………2.5カップ
水…………………………2.5カップ
だしコンブ………………7~8センチ
酒…………………………大さじ1
〈合わせ酢〉
酢…………………………1/2カップ
砂糖………………………大さじ3
塩……………………… 小さじ1/2
白ごま……………………大さじ2
〈具〉
〈A〉
かんぴょう………………15グラム(100グラム)
シイタケ(乾燥)………3枚
だし汁……………………1~1+1/2カップ
砂糖………………………大さじ4
しょうゆ…………………大さじ3
〈B〉
ニンジン(せん切り)…80グラム
(花型)…………………8ミリ×10枚
だし汁……………………1/2カップ
砂糖………………………少々
塩…………………………少々
〈C〉
卵…………………………4個
砂糖・塩…………………各少々
片栗粉……………………小さじ1
水…………………………少々
三つ葉……………………10本
【作り方】
1 米は洗って分量の水と、だしコンブを加えて30分ほど置き、酒を加えて普通のご飯の要領で炊き上げる。
2 炊き上がったらコンブを取り出し、すしおけに山盛りにして合わせ酢をかけ、密封して5分おく。
3 2に風を当てながら木杓子(しゃくし)でほぐすようにして軽く混ぜ、酢飯を作る。その後、白ごまを加える。
4 〈A〉かんぴょうは塩でもみ洗いして軟らかくゆでて、水にもどしたシイタケと一緒に分量の調味料で濃いめに味をつけ、3センチ長さのせん切りにする。
5 〈B〉ニンジンは10枚ほど桜の花型に切り抜き、残りは3センチのせん切りにして分量の調味料で煮含めておく=写真。
6 〈C〉ボウルに卵を割り入れ、Cの材料をよく混ぜ合わせて薄焼き卵を作る(10枚)=写真。
7 3の酢飯に具(かんぴょう、シイタケ、ニンジン)を混ぜ合わせる=写真。
☆酢飯にかすかなぬくもりがあるうちに具を混ぜるとよくなじむ。
8 薄焼き卵に7のすし飯を置き=上段写真、形よく包み=中段写真、さっと湯通しをした三つ葉で結んで仕上げる=下段写真。
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貝のうまみがたっぷり
はまぐりの吸い物
【材料(5人分) 調理目安時間15分】
ハマグリ…………………中5個
だしコンブ………………10センチ
水…………………………3カップ
塩…………………………少々
薄口しょうゆ……………少々
白玉粉……………………50グラム
水…………………………1/4カップ程度
食紅………………………少量
菜の花……………………1房
木の芽……………………5枚
【作り方】
1 ハマグリは海水くらいの塩水に一晩漬けて=写真=砂を吐かせ、流水にかけて洗う。
2 白玉粉は水を少しずつ加えて適当な固さにこね、食紅を少しずつ添加して薄いピンクに着色する
3 2を直径2センチの桃色の団子を作り、熱湯に入れてゆでる。浮き上がってきたら2分ほど煮て水に取り=写真、水気を切る。
4 菜の花はゆでて=写真=食べやすい長さに切る。
5 鍋にだしコンブと1のハマグリ、水を入れて火にかける。沸騰してきたらコンブを取りだし、あくを取り、調味する。
6 椀(わん)にハマグリと桃色の団子、菜の花を盛りつけ、木の芽を添えて汁を注ぎ入れる。
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色鮮やかな
桜もち
【材料(16個分) 調理目安時間70分】
もち米…………………2カップ
水………………………2カップ
塩………………………少々
食紅……………………少々
桜の葉の塩漬け………16枚
小豆あん………………8グラム×16個
【作り方】
1 もち米は洗って分量の水に30分くらい漬けておく。
2 1に食紅を少しずつ添加して薄いピンクに着色し、塩を加えてご飯の要領で炊き上げる。
3 桜の葉は洗って水に漬け、塩抜きをして水気を切っておく。
4 小豆あんは4センチ長さの棒状にまとめる。
5 薄めの食塩水で手をぬらし、2のご飯を16個くらいに丸くまとめる=写真。表面を乾かないようにぬれ布巾をかぶせておく。
6 5を手のひらに乗せ、ある程度広げて小豆あんを包み、細めの俵型に整えて桜の葉で包む。
ピリ辛味がアクセントに
菜の花の辛子醤油あえ
【材料(5人分) 調理目安時間8分】
菜の花…………………1束
溶きからし……………小さじ1
しょうゆ………………大さじ2
みりん…………………小さじ1
【作り方】
1 菜の花は軸の硬い所を取り除き、塩ゆでにして冷水に取って色止めする。
2 溶きからしにしょうゆ、みりんを徐々に加えて伸ばす。
3 菜の花は水気を取り、適宜に切りそろえておく。
4 2のからしじょうゆで3の菜の花をあえ、小鉢に盛り付ける。
☆溶きからしは好みで量を調整する。
松本嘉代子学院長(松本料理学院)
『週刊ほ~むぷらざ』ごちそうレシピ
第1914号 2024年4月11日掲載