[タイ深発見]人々と共に生きる象〈10〉|fun okinawa~ほーむぷらざ~

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2021年10月21日更新

[タイ深発見]人々と共に生きる象〈10〉

タイ国政府観光庁で働く冨松寛考さんが、タイの観光地や食べ物、人々の暮らしぶりを連載で紹介。今回は、タイと関係の深い動物である象について取り上げます。

人々と共に生きる象

象は、歴史的にもタイと深い関係があります。歴代の王は賢くて大人しく、大きな象でその権威を示し、移動手段の他、抗争時には象に乗って戦いました。また、山岳地帯での材木の運搬作業などの原動力となり、人々の暮らしを助けてくれることも。古来より人々と共に戦い、生きてきたのが象なのです。

タイの旧国旗には白象が描かれており、現在も海軍旗にはその姿が描かれています。特に白象はタイの人々にとって神聖なもので、象そのものが勇敢な国の象徴ともいえる存在なのです。現在ではその役割の多くが観光客に向けたものに変わり、各地に象と触れ合える場所があります。

その中でも特に人気なのが、象の背中の座席に乗って散策できるトレッキング。ゆっくりと揺られて、いつもより高い目線から見える景色は新鮮です。さらに、一歩一歩を確かめながら歩く象の賢さも実感できますよ。施設によっては、象の水浴び風景や鼻で筆を持って絵を描くなどのショーを見ることができるので、象を身近に感じるでしょう。

北部チェンマイの中心部から車で約1時間の「メーサー・エレファント・キャンプ」には多くの象が象使いと共に生活しており、餌やりなどの体験をすることができます。また、世界遺産の街アユタヤには、アユタヤ時代に王室用に飼育されていた象の囲いと専属の象使いの館を再現している「ロイヤル・エレファントクラール&パビリオン」を見ることができます。

象と触れ合える施設で子どもの象とじゃれ合う人

● 世界唯一の象専門病院も ●

タイでは象の保護にも力を入れており、世界唯一の象専門病院があります。保護センターを併設しているこの病院では、作業中や隣国との国境地帯などで負傷した象が手当てを受けます。敷地内には象のショーを見学するエリアや、象使いを育成するトレーニングセンターなどもあり、象を大切にするタイならではの施設です。

象が参加するイベントの中でも特におすすめなのが、東北部(イサーン)のスリン県で毎年11月に開催される「象祭り」。約200頭以上の象が集結し、象と人との綱引き大会や象による徒競走、サッカー、パレードなどが行われるもので、まるで象の大運動会。私は幼少時に間近で多くの象を見た時の迫力を今でも思い出します。残念ながら昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今年も開催は未定。来年以降の開催を願っています。

個人的には、タイの国の形を横にして見ると象の耳から鼻を含んだ頭部に見えます。皆さんにはどう見えるか試してみてください。

メーサー・エレファント・キャンプの様子


アユタヤにある「ロイヤル・エレファントクラール&パビリオン」

象が鼻で筆を持って描いた絵
 


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LET'S TRY! ひとこと タイ語

タイ語で象は「チャーン」と言います。タイビールに「ビア・チャーン」という商品があり、意味は「象ビール」。ちなみに、タイを代表するビールにはもう一つ「シンハービール」という商品もあります。


とみまつ・ひろのり
 執筆者 
とみまつ・ひろのり
タイ国政府観光庁福岡事務所マーケティングマネージャー


◆タイ国政府観光庁 福岡事務所
092(260)9308 メール info@tatfuk.com
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「タイ深発見」のバックナンバーはこちらから。
『週刊ほ〜むぷらざ』タイ深発見<10>
第1785号 2021年10月 21日掲載

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