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2020年12月30日更新
今、趣味に夢中! #Tik Tok #南の島のおばーと孫
動画の投稿や閲覧ができるプラットフォーム「Tik Tok(ティックトック)」。「南の島のおばーと孫」という名前で動画を投稿する大田浩之さん(30)と大田吉子さん(86)は約30万人のフォロワーがいる人気者だ。
元気な祖母 動画で発信
大田吉子さん(国頭村)・大田浩之さん(浦添市)左)「祖母との動画はスマホ一つで撮影している」という浩之さん
右)ゴーヤーを両手にポーズをとる吉子さん
スマートフォンの専用アプリを使って動画の投稿や閲覧ができる「Tik Tok」。ダンスや歌、書籍や不動産の紹介など多種多様な動画が投稿されている。 その中で約30万人のフォロワー(ファン)を持つのが「南の島のおばーと孫」というアカウント名で動画を投稿する大田浩之さんと、祖母の大田吉子さん。孫の浩之さんは「おばーは常に明るくて元気。県外に住むいとこに、おばーの元気な様子を伝えたくて動画の投稿を始めた」と振り返る。 投稿する動画は、吉子さんの方言講座や、撮影者の浩之さんが出すお題に吉子さんが挑戦するものが定番。若者に人気の「タピオカミルクティー」を飲んだり、最新の羽がない扇風機を見たときの吉子さんの率直な反応は「かわいい」「元気がでる」と好評。中には「おじーとおばーが一緒に夫婦円満の秘けつを語るものもある」と言う。ラッキョウの収穫中に近づいた浩之さんに「密です! これは水です!」と霧吹きで水をかけるお茶目な動画は特に反響が大きかった。浩之さんは「おばーの飾らない言葉や動きが面白い。言い間違いも含めて自然な言動を生かすような編集を心掛けており、共感のコメントをもらえるのが、うれしい」とハマった理由を話す。 吉子さんは地元国頭村奥間の地域行事に積極的に参加しており、地域では有名人。全国放送のテレビ番組にも出演したことがあり、人前に出るのは慣れっこだ。「ファンが多くなってうれしい。動画を見てくれた人が元気になって人生が明るくなってくれたら最高!」と声を弾ませる。「動画では本当のことを言っているだけだから、恥ずかしくないよー。かわいい孫が撮影してくれるから、楽しい」という。
ラッキョウを収穫しながら撮影した動画は特に大人気
広がる活躍の場
「今後はおばーと一緒におすすめスポットやお店を紹介するなど、地域を盛り上げるような恩返しができる動画を作りたい」と浩之さん。吉子さんは「おじーと一緒に100歳まで元気で頑張ります!」と目標を語った。
昨年撮影した写真で笑顔を見せる2人
動画はYoutubeやインスタグラムでも見ることができる。
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『週刊ほ〜むぷらざ』今、趣味に夢中!
第1743号 2020年12月31日掲載
この記事のキュレーター
- スタッフ
- 比嘉知可乃
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新人プランナー(企画・編集)
1990年生まれ、うるま市出身。365日ダイエット中。
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