ビューティー
2020年7月2日更新
夏の仕事服、どう選ぶ?|今、知りたいファッションテクニック[3]
パーソナルコーディネーターとして活動する渡嘉敷しんこさんが、読者の体型の悩みやライフスタイルに合わせた着こなしを提案。今月はきちんと感を演出しつつ、着回しできる夏の仕事服を紹介する。(写真・文/渡嘉敷しんこ)
素材で涼もきちんと感も
仲宗根あゆみさん(43)のお悩み
①公認会計士と税理士の資格を持ち、仕事ではお客さまとの打ち合わせが多い。夏は気温が高いため、ジャケット以外の仕事服が知りたい。
②コーディネートがワンパターン。
③アクセサリーのバランスの取り方が分からない。
お悩み解決のコーディネートはコレ!▼
1綿や麻素材で「信頼される仕事服」に
信頼感の演出が求められる仕事服では、綿や麻素材のハリがあるトップスが大活躍。きちんとした印象を相手に与えます。また、仲宗根さんはなで肩のため、首や肩の周りにギャザーやボリュームのあるトップスがお似合いです。
2ボトムスにはTシャツを合わせてカジュアルにも
ピンクのボトムスは、白や淡い色のTシャツ・タンクトップと合わせ、カゴバッグに変更すると、休日のカジュアルスタイルになります。ネイビーのトップスはさまざまな色や柄との相性抜群で、着回しやすいアイテム。ウエストにギャザーが入ったスカートを選ぶと腰の張りが目立ちません。
3ネックレスはトップスとのバランスを確認
今回のように首回りが詰まっているトップスを着用する際は、長めのネックレスを選ぶとバランスが良いですよ。
ワンポイントアドバイス!
ハリのある素材で、落ち着いた色のトップスを選ぶと手持ちのハイブランドネックレスがさらに生かせます。
仲宗根さんコメント
私の体形や骨格を活かした着こなし方のアドバイスは、目からうろこでした!
アクセサリーのバランスの取り方も分かり、悩みを解決することができました。
撮影協力/沖縄アウトレットモールあしびなー
MELROSE、B.C STOCK、BEAMS
私服の着こなしをブラッシュアップ
Before
After
上がいつものように私服を着こなしている仲宗根さん。1枚でさらっと着られるワンピースは優秀ですが、コーディネートがワンパターンになりがちです。そういう時は小物使いで差をつけます。
仲宗根さんは首が長いので、首回りが開いている洋服を着る際は短めのネックレスを合わせ、全体のバランスが間延びしないように気をつけましょう。バッグは腕時計の色と同じ白を合わせて全体を引き締め、靴は肌になじむベージュを選び、主張し過ぎないようにバランスを取りました。
とかしき・しんこ
骨格診断士、パーソナルコーディネーター。大手アパレルメーカーでの勤務経験などを生かし、一人一人に合った着こなしを提案している。
◆フィーカ デザイン 【HP】ficcadesign.com
『週刊ほ〜むぷらざ』今、知りたいファッションテクニック
第1705号 2020年7月2日掲載