ビューティー
2020年4月2日更新
腰の張りを小物でカバー|今、知りたいファッションテクニック[1]
パーソナルコーディネーターとして活動する渡嘉敷しんこさんが、読者の体型の悩みやライフスタイルに合わせた着こなしを提案。今月は、腰の張りをカバーし、「優しさ」と「きちんと感」を両立できる仕事服を紹介する。(写真・文/渡嘉敷しんこ)
仕事服の悩みを解決
具志堅春香さん(37)のお悩み
①がん看護専門看護師として患者の自宅を訪問したり、大学で講師を務めるため、「優しさ」と「きちんと感」を両立したい。
②気になる腰の張りや、二の腕が目立たないコーディネートを知りたい。
お悩み解決のコーディネートはコレ!▼
1ネイビーのニットで顔まわりを引き締め
仕事上、患者や学生と信頼関係を築くためには「きちんと感」が必要。アンサンブルニットは明るい紺色を選ぶことで、顔まわりや二の腕を引き締め、「きちんと感」を演出できます。加えて、ニットは柔らかい素材なので「優しい印象」にも。春先の気温変化にも対応できます。
2やわらか素材とベルトで腰張りカバー
腰まわりを出し、赤いベルトを差し色で入れることで張っている腰に目がいきません。また、パンツは綿やシルクなど柔らかい素材を選ぶのがおすすめ。デニムや張りのある素材は腰の張りを目立たせるので注意しましょう。
3上半身にポイントを作る
下半身に悩みがある場合は、首にスカーフを巻くなど、上にポイントを。その場合はイヤリングを小ぶりにするなど引き算も大切です。
ワンポイントアドバイス!
お尻にボリュームがない人は、ウエスト部分にギャザーやポケットがついたパンツを選ぶと、丸みのある女性らしいヒップラインに!
具志堅さんコメント
今回選んでもらった服はどれも自分では選びそうにない色や形のものばかりで新鮮。着心地もよく、体型の悩みもカバーできるので重宝しそうです♪
撮影協力/沖縄アウトレットモールあしびなー
MELROSE、B.C STOCK、mode Clea OUTLET
私服の着こなしをブラッシュアップ
Before
After
上がいつものように私服を着こなしている具志堅さん。腰の位置でベルトを締めています。下の写真のように、一番細いウエスト部分をベルトで締めると、目の錯覚で腰の位置が高く見え、足が長く見える効果が。
髪の毛をまとめるなど、首や顔まわりをすっきりさせることで上に目がいくので、小顔効果にもつながります。
とかしき・しんこ
骨格診断士、パーソナルコーディネーター。大手アパレルメーカーでの勤務経験などを生かし、一人一人に合った着こなしを提案している。
◆フィーカ デザイン 【HP】ficcadesign.com
『週刊ほ〜むぷらざ』今、知りたいファッションテクニック
第1705号 2020年4月2日掲載