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2017年11月23日更新

新クリニックは医療モールに|教えて!ドクター当山<198>

久茂地の川沿いで長年女性の美を支え続けてきた当山美容形成外科が、現在のクリニックを建て替えることに! 完成までの間は同じ久茂地内に移転し、これまで同様、診療を続ける。「建て替え後は医療モール形式にして、久茂地かいわいの地域医療の活性化につなげたい」と話す同院の当山拓也院長に今後の構想について聞いた。

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当山美容形成外科」建て替えのため来年1月から移転

 

2019年5月完成予定
地域医療の活性化に一役

―建て替えに至ったのは?

当山
当院は桜坂で開院し、その後、久茂地に移転。おかげさまでことし65周年を迎えていますが、その一方で建物は築40年以上が経過しました。移って来た当初は今の3分の1ほどの規模でスタート。そこから診療科目が増えるにつれ増築を繰り返してきたことから、何かと使い勝手が悪かったこと、また専用駐車場がなくお客さまにご不便をおかけしていたこともあって、建て替えることにしました。
現在のクリニックでの診療は、ことしいっぱいで終了。年明け1月9日からは旧安座間産婦人科医院跡を一時的にお借りして、診療サービスを提供してまいります=地図参照。新クリニック完成は2019年5月の予定です。

―新ビルは、貴院も含めた医療モールとして展開する予定だとか。

当山
はい。全7階建てで計画しており、1階は駐車場、2・3階にはできれば美容医療とうまくコラボレーションできるようなクリニックに入っていただき、4・5階の2フロアに当院が入る予定です=外観パース参照。久茂地は近年の観光化で住宅が減り、病院通りにあったクリニックも次々と閉院していますが、見方を変えれば情報やトレンドの中心地であり働く女性が集まるビジネス街でもあります。ビル全体を医療モールのようなイメージで展開することで、このあたりの地域医療の活性化つなげられれば幸いです。

 

気軽に通える雰囲気に
幅広いニーズに応え続け

―医療モールなら必要な治療を一カ所で受けられるので、忙しい現代女性にはうれしい限りです!

当山
はい。加えて少しでも入りやすい雰囲気になるように考えてのことでもあります。患者さんの中には来院までに40年かかったという方も少なくない。また例えば診療時間を見直すなど、お仕事帰りに気軽に通っていただけるサービスも模索していきたいですね。

―クリニックの今後の展開は?

当山
今は手術をしない治療を望む患者さんが多い時代。注入法やスキンメンテナンスを専門に行う「美容皮膚科」にも力を入れる予定です。と同時に、やはり手術でなければ対応できない範ちゅうもありますから、これまで一つだった手術室を二つに増加。年齢やライフスタイルと共に変わる女性たちのご要望に、65年の歴史と経験値で複合的にお応えしてまいります。次の100年に向け、今後もさまざまなチャレンジを続けてまいりますので、どうぞご期待ください。



来年1月9日からは上記で診療スタート!

新住所:沖縄県那覇市久茂地3-7-1(地図
問い合わせ先:098ー867ー2093
営業時間:午前9時~12時、午後2時~6時(土曜日は午後5時まで)、日曜祝祭日定休

完成予想の外観パース。4・5階の2フロアに当山美容形成外科が入る予定。「1階は駐車場、2、3階はできればさまざまな分野のクリニックのテナントとし、医療モール形式を目指したい」と当山院長
完成予想の外観パース。4・5階の2フロアに当山美容形成外科が入る予定。「1階は駐車場、2、3階はできればさまざまな分野のクリニックのテナントとし、医療モール形式を目指したい」と当山院長




当山拓也 氏
当山美容形成外科 院長

東京医科大学卒業後、東京大学医学部形成外科学教室入局。東京警察病院、杏林大学形成外科等で研さんを積む。リッツ美容外科・東京院、東京西徳洲会病院形成外科・美容外科医長、アヴェニュー表参道クリニック副院長をへて、昨年4月に医療法人形成会当山美容形成外科副院長に。ことし6月、同院院長に就任。



<この記事に関する問い合わせ先>
医療法人形成会 当山美容形成外科
098-867-2093
http://www.touyama.com
Eメール info@touyama.com

※次回は「老化のメカニズム」です。


<過去記事一覧>
『週刊ほーむぷらざ』 教えて!ドクター当山<198>
第1584号 2017年11月23日掲載

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