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2016年4月28日更新

シワやたるみを改善する「目の下のシワ取り術」|教えて!ドクター当山<179>

年齢を重ねるとともに気になってくるのが、目の周りに現れるシワやたるみ。若々しくすっきりとした印象をキープするには、目の下にできたシワやたるみを改善するのが効果的だ。そこで手術による改善法や仕上がり、術後の効果について、当山美容形成外科の當山護院長に聞きました。

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傷痕目立たせず目元すっきり


下まぶたのギリギリを切開 すっきりと若々しい目元に

-目元を若々しく見せるにはどんな施術がありますか?
当山 年齢を重ねると目の下にシワやたるみができ、中にはクマのようになる人も。目袋に脂肪がたまり、肥大する人もいます。
目の周りの小ジワや目尻にできた「カラスの足跡」と呼ばれる細かいシワなどは、レーザーを使ったり、ボツリヌス菌やヒアルロン酸などを注射する治療で改善できます。しかし、シワが多くなったり、たるみの目立つ目元は、それらの治療だけでは改善できません。特に目の下は皮膚が薄く注射ばかり打つこともできないところ。そのため手術に頼らざるを得ないのが現状です。
目は「心の窓」でもあり、たるみやクマは周囲に「疲れた」「年をとった印象」を与えます。改善すると、すっきり若々しい印象になりますよ。

-どのような治療をしますか?
当山 ポイントは「手術痕を目立たせない」「腫れを抑えること」の二つ。手術では傷痕が目立ちにくい下まぶたのギリギリを切開=右囲み参照。皮膚を引き上げ、固定します。皮膚が余っていれば切除もします。
また、出血を減らし、腫れを抑えるため切開も最小限にします。
さらに肥大した目袋の脂肪を取り除く治療も。脂肪は医師が手作業で均等かつ丁寧に取り除くので、美しく仕上がります。たるみの少ない若い人は切開せず、下まぶたの裏側から脂肪を取り除くことも可能です。
脂肪を目の下と頬との間にある「涙の樋」という溝に移動させ、顔の凹凸を整える「ハムラ法」というやり方もあります。






手術は1時間半で入院不要 顔を合わせ納得して手術に

-手術の時間は?
当山 手術の所要時間は局所麻酔で1時間半ほど、入院もありません。痛み止めも処方しますし、不安なことは気軽に相談してください。
術後はどうしても腫れるので、1~2日は仕事を休み、予定を入れないことをおすすめします。洗顔は翌日から、メークは1週間後に抜糸をすれば可能です。コンタクトレンズもすぐに装着できるので、日常生活への影響はありません。腫れが引き、術後の傷跡が完全に落ち着くのは大体1カ月後くらいでしょう。手術は皮膚の引き上げと脂肪の除去なので視力には影響はありません。

-アドバイスをお願いします。
当山 当院のモットーは総合力。看護師も皆さんの相談にのり、治療についてアドバイスやフォローができるのが強みです。インターネットなどをうのみにするのでなく、医師と直接話をして不安や疑問を解決し、納得してから手術することが大切です。


次回は「ヒアルロン酸・ボトックス公開講座」について紹介予定です。



當山 護 氏
当山美容形成外科 院長
東京医科大学卒業後、東京警察病院形成外科に国内留学。その後、日本形成外科学会評議員や日本美容外科学会会長を歴任している。当時最新の形成外科、美容外科の知識を持って帰沖、当山美容形成外科院長に就任。以来、常に新しい技術を導入し、顔のシワ取り、脂肪吸引、脱毛、植毛などに積極的に取り組み、現在もわが国の美容外科のリーダー的存在である。日本美容外科学会専門医(JSAPS)、日本臨床形成外科医会元会長・理事。第24回日本美容外科学会会長。日本形成外科学会専門医・日本美容医療協会認定医・日本医学脱毛学会認定専門医・国際美容形成外科学会正会員(ISAPS)・那覇市医師会元会長。沖縄県医師会元副会長。第37回日本医学脱毛学会会頭、皮膚腫瘍外科指導専門医(形成外科)。2012年秋の叙勲「旭日雙光章」受章。2013年5月国際美容医療研究会会長。2014年日本美容外科学会名誉会員。2015年11月「日本医師会最高優功賞」受賞。

■この記事に関する問い合わせ先  医療法人形成会 当山美容形成外科 098(867)2093
http://www.touyama.com Eメール info@touyama.com

 

美容外科の最新治療を分かりやすく伝える「特別講座」|教えて!ドクター当山<180>

 
<過去記事一覧>
『週刊ほーむぷらざ』 教えて!ドクター当山<179>・第1502号 2016年4月28日掲載

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