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2023年11月30日更新

[沖縄・レシピ]鼻水には大根、カラシナ|ネバネバ鼻水に大根|うちなーむんでクスイムン⑦

[文・写真/宮國由紀江]
冬に増える鼻水は、状態によってオススメの食材が変わります。ネバネバ鼻水には大根、スルスル鼻水にはカラシナを。食養生で、元気に冬を乗り切りましょう。


 スルスル鼻水にカラシナ 

冬場は寒くなり空気も乾燥するため、風邪を引きやすく鼻水で悩まされる方が増える季節です。また、夏に食べた冷たい飲み物や体を冷やす食べ物の影響で、胃腸の調子を崩す人も多くいます。

そもそも中医学では、鼻水は「肺」と「脾」(胃腸)に関係があるとされます。

鼻水や痰は、食物からできた液体と考えられていて、「脾は生痰の源、肺は貯痰の器(胃腸の機能が落ちると痰ができ、肺に貯まる)」という言葉があります。冷たいものや甘いもの、油ものの食べ過ぎ、飲み過ぎなどで、飲食物を消化吸収する脾の機能が落ちると飲食物を十分に処理しきれず、腐敗してドロドロの液体になります。それが痰などに変化して肺に貯まり、鼻水の症状が現れます。

鼻水が出る時は、鼻水のケアと同時に胃腸の調子を整えることが大切です。そこで、オススメの食材が、カラシナや大根です。
 



胃を温めるカラシナ

おなかの調子が悪く、透明な鼻水がスルスル出る人に食べてほしいのがカラシナです。透明な鼻水は、体が冷えていることを表します。カラシナには、胃を温める働きと「九竅(きゅうきょう)」といって体にある9個の穴(口、両目、両耳、両鼻腔、尿道口、肛門)を開かせる働きがあります。中でも鼻を開かせると言われ、鼻詰まりに効果が期待できます。ほかに、痰を取り除き、せき、喉の痛みなどを和らげるとされています。ぜひ日頃から取り入れてほしい食材です。

同じような働きをする食材に、ショウガ、カブ、ニンニク、レモングラス、ワサビ、サケ、鶏肉、トウガラシがあります。


消化を助ける大根

中国には「冬は大根、夏はショウガ」という言葉があり、大根を冬に食べると養生につながると言われています。特に、おなかに張りがあり、色があり粘っこい鼻水が出る人に食べてほしい食材です。

冬の寒さは胃腸にダメージを与え、胃腸の機能が低下しやすくなります。大根は消化を助け、肺を潤し、ネバネバした痰や鼻水を軟らかくして取り除きやすくする働きがあるとされています。年を重ねて鼻炎やぜんそくになる人は多いですが、加齢により消化機能が落ち、生じた痰などが肺に貯まることが一因だと考えられます。そういった方にも、大根はオススメです。

ほかに痰を軟らかくし、出しやすくする働きがある食材として、カブ、カラシナ、タカナ、タマネギ、ヘチマ、キンカン、ナシ、ビワ、ユズ皮、アーサ、昆布、モズク、ワカメ、海苔、クワの葉などがあります。

また、喉を潤し痛みを緩和する食材として、ヤマイモ、キクラゲ、白キクラゲ、レンコン、イチジク、カキ、干し柿、ぎんなん、ラッカセイ、牛乳、氷砂糖、白砂糖、はちみつなどがあります。

 

鼻呼吸で体が温まる
 

気温が下がると体調を崩しやすくなるので、寒さ対策はしっかりと行いましょう。食事以外に、普段から「鼻呼吸」をすると体内が温まり、乾燥を予防すると言われています。この季節は意識して呼吸をしましょう。

 

 

\おなかの張り、ネバネバ鼻水に/

  大根もち  



●材料(4個分)
大根…………………200g(約1/4本)
芋くず………………………大さじ2
シソ………………………………10枚
イワシの水煮缶……………大さじ2
塩……………………………小さじ1
青のり………………………大さじ2
油……………………………大さじ2

●作り方
1.大根は細く千切りにする。スライサーを使うと便利。シソは千切りにする。
2.ボウルに軽く絞った1の大根とシソ、芋くず、イワシ、塩を入れて混ぜる。
3.2を楕円(だえん)形にして形を整える。
4.フライパンを熱し、油を引いて4を入れ、両面をこんがり焼く。
5.焼きあがったら、たっぷり青のりをかける。


●レシピのポイント!
消化機能が落ちると、おなかが張ったり、青っぱなや痰などが出ます。ネバネバ鼻水の根本は胃腸にあると考え、胃腸にいい食材を使っています。消化を助ける大根、芋くずに、胃腸の調子を整えるイワシ、シソを組み合わせました。シソや青のりには喉の炎症を和らげる効果があり、喉の痛みの緩和も期待できます。

 


\朝食にオススメ! 胃を温める/

 からし菜粥(がゆ) 



●材料(2人分)
米…………………………………1合
かつおだし………………………8合
カラシナ……………150g(約1袋)
サケ………………200g(約2切れ)
ショウガ…………………………10g
花椒………………………小さじ半分
塩……………………………小さじ1

●作り方
1.米を洗い水を切る。
2.カラシナは細かく粗みじん切りにする。ショウガはみじん切りにする。
3.サケは軽く塩を振り焼く。
4.鍋に米、かつおだし、カラシナ、ショウガ、花椒を入れて火にかける。
5.4が沸騰したら中火から中火弱にしてゆっくり炊く。
6.米がのり状になりトロミがでたら、骨をとりほぐしたサケ、塩を入れる。
7.味を調えてでき上がり。

●レシピのポイント!
おなかを温めるカラシナ、サケ、ショウガ、花椒を組み合わせました。ショウガと花椒には寒さを取り除く働きがあり、冷え込む時季に取り入れたい食材です。胃の調子を整えるために消化を助けるおかゆにしました。


毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1895号 2023年11月30日紙面から掲載」

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