ビューティー
2022年10月6日更新
【ビューティー】心も体も健康に沖縄アーユルヴェーダ −76−
5千年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を知念伽央梨さん(i-PLANA代表)が紹介します。今回は、アーユルヴェーダ的「秋の味覚の楽しみ方」です。
秋の味覚を楽しもう!
過食、過度の運動避ける
秋風が吹き、夏が懐かしく感じる今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私は夏の紫外線でダメージを受けた髪の毛や肌の手入れに時間をかけ、夏の間、ひかえていた運動を再開しました。
秋は少しずつ消化力や体力が戻るとアーユルヴェーダでは考えられていますが、食べ過ぎや過度の運動には気をつけたいもの。食事の未消化は老化を促進して病を近づけ、過剰な運動は疲労を残すといわれているので注意が必要。
この季節は甘く汁気が多い梨やブドウをいただくと、体にたまった余分な熱を取り去ると考えられていますよ。旬の食材を積極的にいただきましょう。
秋は「ボージョレ・ヌーボー」の解禁日があり、飲む機会が増えそうですね。アーユルヴェーダでは、お酒は赤ワインやキビ酒、穀物酒を薦めています。しかし、アルコールは体内の熱を上げるので、元々体温が高い方は飲酒の前にシャワーを浴びて体のほてりを取ったり、飲む量を調整するなど工夫をしましょう。「ほろ酔い程度」がアーユルヴェーダの理想的な飲み方です。
ハーブやスパイス活用
冷えた夜にはワインにシナモンやジンジャー、クローブなどのスパイスを入れ、鍋で温めていただくと部屋中、良い香りが漂い幸福感を味わえますよ。
ほかにも私自身、ハーブや染料などの天然素材を日常生活に有効活用しています。ボディーケアや料理に使って余ったハーブ、髪の毛のケアに使ったヘナやインディゴを活用して、部屋着などのシャツを染めて楽しんでいます。
美容に関して私が特に大切にしているのが髪のケア。ヘナやインディゴで髪にパックをしたり、白髪に色をつけ始めて10年以上になりますが、髪の毛は年々、丈夫になっています。
ハーブの持つ天然の香りや色素は、素朴で温かみがあるので穏やかな気持ちになれますね。
シナモンやジンジャーなどのスパイス。料理はもちろん、ワインなどの飲み物にも相性が良く、心地よい香りも魅力
ハーブなどを使ってシャツを染める。他にないオリジナルカラーのシャツが楽しめる
インフォメーション
◆ヘナサポーター養成講座
8000円(修了書別途2000円・テキスト代込み、ランチ付き)
◆アーユルヴェーダヘッドマッサージ セラピスト講座
※詳細は、下記のi-PLANAまでお問い合わせください
◆「おうちでアーユルヴェーダ」
・ヘナ 1650円 ・インディゴ 2200円
《その他のハーブ》
・アーマラキー 1650円
・ハーバルブレンド 1980円
施術や商品の問い合わせは
i-PLANA(アイプラーナ)
090-1946-9030
電話受付時間 9時〜20時
オンラインショップ▼
http://iplana.shop-pro.jp/
株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨
・米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユルヴェーダ提携 Ayur Vedic Medicine Practitioner
・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー
i-PLANA(アイプラーナ)
ホテルモントレ沖縄スパ&リゾート2F
恩納村冨着1550-1
電話098(964)1808
アイプラーナ北中城店
北中城村美崎111-4
電話090(1946)9030
メール/iplana.ayurveda@gmail.com
心も体も健康に 沖縄アーユルヴェーダ
毎週木曜日発行・週刊ほ〜むぷらざ
「第1835号 2022年10月6日紙面から掲載」