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COLUMN

金城真知子

2020年5月8日更新

ポイント制で「やる気」の実験中|金城真知子のコラム

3人の子育てワーキングママ金城真知子が綴る「ホッとする沖縄時間」を綴ります。

ポイント制で「やる気」の実験中

〜〜 新学期が始まらないまま休校が延長 〜〜


3月から4月、そして5月、、、
家の中にいる間に季節は移り変わり、もうすぐ梅雨を迎えようとしている。ここまで来ると、家族5人がずーっと一緒に過ごす生活にもずいぶん慣れてきた。
そんな中、臨時休校が5月中旬まで延長される事が決定。小学校から「早くみんなと会いたいです」先生方の愛情たっぷりお手紙と一緒に4教科分の追加宿題がたっっぷり届いた。
子どもたち2人は、教わってもいない真新しい教科書に折り目をつけながら、漢字の書き取りやプリントを進めていく。でも、すぐに飽きてしまい集中力が続かない。だってあしたもあさっても休みだし、どうせ外出もできないし、、、
締まりのない だら〜んとした空気が流れている。普段のお手伝いも、適当になってきた(このままじゃいけない気がするけど、、、どうしたらいいんだろう??)経験と照らしながら、アイデアがひとつ浮かんできた。



〜〜 スポーツのゲーム感覚を:スコアキーピング 〜〜

スポーツのように、仕事も夢中になって成長に向かうには?の発想から始まる《スコアをつける》という考え方。「良いところを数値化して積み上げていく」
そんなポイント制を、わが家でも取り入れてみようと考えたのだ。

子育てに「スコアキーピング」が機能するかわからないけど、とりあえずやってみよう!きっとポイント制は、楽しく勉強やお手伝いするモチベーションにつながっていくハズだから。
そして、新しい事を始めるには、やる「理由」が必要だ。
テーマはズバリ「お母さんに学ぶ時間をください!」という私からのお願いである。

コロナの影響でキャンセルになってしまった司会の数と講師の数、、、本来ならいただけるハズだった売上金額を計算し、子どもたちに公開した。
「お父さんの収入があるから、生活面では心配ないけど、旅行や好きなゲーム・マンガは、即OKできないかもしれない。。。
でも、楽しみも大事だし、これから高校・大学って、夢をかなえていくためのお金も必要だから、お母さんは新しい仕事を作っていきたい!! だから家事も勉強も、自分たちで考えてやってほしいんです!」
思いを込めて、熱く、そして丁寧に伝えた。
すると、子どもたち2人は、しっかりうなずきながら
「じゃ〜、何したら何点ってする?」とわが家の「ポイント作り」がスタートした。

〜〜 ルールを決めて、ポイント付けしてみる 〜〜

子どもたちと一緒に考えたのは、こんな感じ。
・洗濯(服)たたみ⇒ 4 POINT
・食器棚にお皿をいれる⇒ 1 POINT
・お茶わん洗い⇒ 9 POINT
・部屋の片付け⇒  2 POINT
・掃除機かけ ⇒ 5 POINT など



普段からやってくれているお手伝いに加えて、やってもらいたい家事も点数化。
子どもたちにとっては、苦手な家事ほど高得点になっている!
また、勉強も点数に入れた方が頑張れる! との事だったので、
・1日分の宿題 ⇒ 2POINT
・通信教材 ⇒ 2POINT
・お兄ちゃんに聞く ⇒1POINT、妹に教える ⇒1POINT
お互い教え合う事も点数に加えてみた(分からない問題を私に聞く前に、兄妹同士で解決してくれたら助かるという、私側の理由)

また、ポイントは、ためてお小遣いにしてもいいし、好きなことに使う事もできる。ちなみに、息子は10ポイント⇒ゲーム時間の延長に変えている。(わが家でゲーム機に制限時間をつけているので「延長」もポイントが必要なのだ)

いろいろアイデアを出していく中で、息子の方から「好きで読書していた子に、お父さんがお金をあげるようになったら、お小遣いが終わった途端、好きな読書もやらなくなったって話、聞いたことあるよ〜」とも教えてくれた。
ご褒美系のモチベーションは、無くなると続かない、、、というリスクも知っているようだ。「そうだね〜! もしかしたらポイントのためだけに行動したら、ポイントやめたって時には、全然やらないかもしれないね・・・じゃ〜、POINT制をやめる?」。息子は一度考えた後、首を振って「やってみる!」とのこと。
やっぱり話し合うって楽しい!

〜〜 ルール決めで大切にしたこと 〜〜

・子どもたちと一緒に計画を立てる
・まずは、やってみよう!
・1週間後に見直し
・改善して、またやってみる!
仕事の現場でもPDCAがあるように、子どもとも「まず経験して、振り返って、そして改善してまたやってみる!」そのサイクルを回していこうと思ったのだ。
家の家事やお手伝いも勉強も、自分ごととして取り組んでもらえるように、やるほどに楽しくなってきた。



〜〜 一緒の時間を楽しむために 〜〜

POINT制を始めて、10日程。1回目の修正会議に出てきたのは
・点数の修正
・項目の追加
・宿題POINTと手伝いPOINTを分ける など
点数で埋まったポイントシートも、より見やすいように新デザインになった。
(お兄ちゃん作なので、美術センスのある妹は「あんまりかわいくない・見にくい」とちょっと不満げではあるが、まずはこれでやってみよ〜という話に収まる)

今のところ、苦手なお茶わん洗い以外は、競うようにお手伝いをしてPOINTをためてくれている。点がたまらない日もあるが、それもまぁ悪くない。

大切な命を守るため、毎日ステイホームで過ごす区切りのない長い一日。
どんな風にしたら心地よく過ごせるか、楽しめるか、そして、成長していけるのか。。。いまだに子育てでは、迷いもたくさんだけど、
最初から「正解」が分からないなら、わが子にしかできない、子育ての「やる気実験」、まずは「やってみよ〜」を始めよう!
これからも、子どもとPDCAを繰り返しながら、失敗も成功も、いろんな経験として一緒に楽しんでいきたい。



金城真知子さんのコラム[カテゴリー:子育て 大人女子を応援]

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金城真知子

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フリーパーソナリティー
沖縄県南城市出身。琉球大学卒業。
ラジオパーソナリティー・ウェディング司会者・スマイルトレーナー®
FM沖縄『ちゅら玉・浪漫紀行』ではライター兼ナレーターを担当。
沖縄の自然や習慣・格言などを題材にウチナーグチを交えて紹介。
本コラムでは、沖縄で暮らす3児のワーキングママとして、家族の日常を綴っていく。

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