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COLUMN

金城真知子

2017年1月25日更新

朝のラジオカーリポーター|金城真知子のコラム

沖縄で暮らす3児のワーキングママとして、家族の日常を綴っていく。「沖縄で、暮らす・はぐくむ Vol.27」

先日、RBCiラジオのディレクターさんから久しぶりに電話が掛かってきた。
朝の情報番組「シャキッとi」が放送4000回を達成するので、ラジオカーが歴代のリポーターを訪ねる企画を放送。「ま~ち~、出演どうかな?」というものだった。

うれしくって、2つ返事でOKしたものの、「担当って、何年前だっけ?」との質問に、当時へと思考を巻き戻し。「大学を卒業してラジオカーに採用されて、確か、その年にスタートした番組だったんだけど…。私が担当したのは翌年、2年目からだから…、えぇっ? もう14年も前なの!」。想像以上の時間経過に、自分自身が一番驚いてしまった。取材も始まっていないのに、なんだか感慨深くなってしまう。

朝の番組を担当していたのは、23歳から結婚するまでの5年間。だから、子どもたちは私のリポーター時代を知らない。


ラジオカー時代の私


取材の前日、「ラジオカーっていう、大きなアンテナが付いてる車でね、マイクを持っていろいろな所に行ったんだよ」と説明しながら、家の近くまで取材に来てくれることを子どもたちに報告した。さらには、「お母さんが生放送のラジオに出るんだけど、学校が始まる前だから一緒に見ててね!」と、まるで職場体験のようにラジオカーの現場を説明した。子どもたちも、スタジオで話をするのとは違うラジオのスタイルに興味が湧いてきたようで、「早起きして学校の準備がOKなら一緒に出ようね!」と約束して、眠りについた。
 

「生放送の当日」

番組がちょうど4000回を迎えるお祝いの朝。その日は木曜日で、幼稚園の娘と夫のお弁当の日だったため、目覚まし時計は4時にセット。なぜかソワソワして、時計のベルより早く目覚めてしまった。あっ、久しぶりの早朝3時台。思い返せば、朝の情報番組を担当していた最初の3年間は、地元・南城市から通っていたので、当時も3時半には起きていた。そんなことを思い出しながら窓を開けると、冷えたガラス窓には結露ができていて、指でニッコリマークを描いてみる。そのまま窓を開けベランダに出ると、静寂な闇の中に浮かぶ黄色やオレンジの街頭のあかり。声を出すのをためらってしまうほどの澄んだ空気。そう、10年前もこんな風だった。


リポーターをしていた当時、金武町で撮影した朝日


シャワーを済ませお弁当を作っていると、ちょうど幼稚園の娘が起きてきた。
「今日、ラジオだよね!」。かなり楽しみにしているようである。続いて息子も起きてきて、赤ちゃんもそろって…、結局みんな早起き。時計は6時。まだ外は真っ暗である。

そして、だんだん白んでくる空。うれしくなって、また一人ベランダに出る。少しずつ街が動き始めるこの感じ!! そう、私はこの朝の空気感がたまらなく大好きだった。

いつもより早く子どもたち3人の支度を済ませ、ラジオカーの到着を待つ。久しぶりの生放送は、やっぱりドキドキ感とウキウキ感が交差して、なんとも言えない気持ちになる。私につられて、子どもたちのテンションまでも上がって来ているのがなんだか笑えてしまう。

放送の5分前。ラジオカーが到着し、大きなフェルトの手作り衣装に身を包んだリポーターの泉さんが降りてきた。久しぶりの再会のうれしさを伝えつつ、子どもたちも交えて簡単な打ち合わせ。その間も1歳の娘を抱っこしながら本番に望んだ。

ちょうど12年前の酉(とり)年の話、沖縄の美声の鶏「チャーン」の取材の思い出などを語ったのだが…、あまりにハシャギ過ぎてしまって、内容的には反省だらけ。せっかくの節目のリポートなのに「4000回おめでとうございます」も伝えられないまま、タイムオーバーになってしまった。(ごめんなさい、ラジオ・スタッフさま)

取材後、リポーターの泉さんとパシャリ
取材後、リポーターの泉さんとパシャリ


最後に、泉さんとラジオカーと記念撮影をして、次の現場に向かうラジオカーを見送った。子どもたちも急いで学校へ! 送迎の車の中で、小学2年生の息子が、「放送を聞いていた友だちいるかな? 学校行くのドキドキする~」と話している。照れながら笑う顔がすごく愛らしい。そういえば、私もまだドキドキしている。「シャキッとi」ってやっぱり特別な番組だ。

放送4000回達成までには、歴代の有名な出演者さんのパワーに加えて、ディレクターさんに技術さん、本当にたくさんの方々の思いが詰まっている。そのチームワークが1日の放送を作り、そして、明日の番組へとつながっていく。

移り変わりの激しい放送業界の中で15年続いてきたというのは、やっぱり並大抵のことじゃない。重ねてきた1日1日の重みを感じながら、たくさんの方の顔を思い浮かべるたびに、ジ~ンと感謝の気持ちが湧き上がってきた。そして、そのチームの一員としていられたことが、今では私の誇りであり自慢になっている。

放送後、子どもたちのうれしそうな顔を見送りながら、また今日からの一歩を大切に歩んでいきたいと、強く感じたのだ。


 


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フリーパーソナリティー
沖縄県南城市出身。琉球大学卒業。
ラジオパーソナリティー・ウェディング司会者・スマイルトレーナー®
FM沖縄『ちゅら玉・浪漫紀行』ではライター兼ナレーターを担当。
沖縄の自然や習慣・格言などを題材にウチナーグチを交えて紹介。
本コラムでは、沖縄で暮らす3児のワーキングママとして、家族の日常を綴っていく。

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