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金城真知子

2022年4月12日更新

始まりの4月。節目で感じた「見守る祝福」|金城真知子のコラム

3人の子育てワーキングママ金城真知子が「ホッとする沖縄時間vol.79」を綴ります。

2022年4月。末娘も小学校へ入学した。
3月が終われば、次は4月がやってくる。
季節の流れは、毎年同じはずなのに「未就学児」というカテゴリーからコマを進めて「小学生」というだけで、これまでとは違う特別な感じがしてくるから不思議である。



披露宴や式典の司会が多い仕事柄、ハレの衣装が多いクローゼット。
娘に「お母さんの入学式の服、どれがいいかな?」と聞きながらグレーの花柄ワンピースをチョイスしてジャケットに袖を通す。
仕事で着慣れている服なのに、今日はいつもと違った新鮮な感じ。
なんだかやっぱり不思議である。
日常の中に特別な感覚を吹き込んでくれる節目のセレモニー。
「節目」ってやっぱり面白い。


 シンプルな入学式 

このご時世なので、入学式は簡素化されたものだった。
体育館に入れるのは保護者2人までで、在校生を代表する児童の姿も見えない。
校歌斉唱では録音されたピアノ音楽が流され、プログラムに記載されている新1年生の歌も「今回はナシになりました」のアナウンス。おのおのがスマホやカメラで撮影していることもあって、拍手もまばらで、笑い声も聞こえてこない。



少しだけ寂しさを感じながらも、ステージ前面に並べられたプランターの花々に、子どもたちのちぎり絵壁画、写真スポットの花アーチ。。。
この日のために準備してくれたさまざまな「手作り感あふれる祝いの場」を眺めていると、「入学式が開催できること」「その場に立ち会えること」それだけで、もう十分にありがたいと思える気持ちが込みあげてきた。


1年生の教科書を眺めながら 

入学式の後には各クラスに集められ、小学校で使う道具の配布があった。
先生から「持ち物、全てにご記名お願いします」と、少し申し訳なさそうに「どんな小さなものも、全部にお願いします」と念をおされる。
 そう!! 入学時、最初の「親業」がコレである。
はさみ・のり・クーピー、クレヨン、算数セット内の小さなおはじき1個、数え棒1本に至るまで、全部に名前を書いていく必要があるのだ(この名前書き作業だけで2時間以上かかる)
長女の5年前の時と違って、今回は既に娘の名前が印刷された「お名前シール」が出来上がっていた! 以前はつまようじ程の細い場所にも、名前を一つひとつ書き込んでいたから本当に助かる。きっとたくさんの親御さんの声を受けて「少しでも楽に!」という思いで作ってくれたのだろう。ありがたい。

そして、5年前と変わって見えたのが、教科書の裏表紙。
名前欄のすぐ上の方には
【この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待を込め、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう。】の文字。



確かに、、、
教科書は、国から頂いているものである。
子どもたちの心と体を育む「道しるべ」となる教科書。私たちが子供のころから、当たり前のように毎年受け取っていたけど、日本から「子どもたちへの期待」が込められているなんて、これっぽっちも感じたことがなかった。


確かに聞こえる、期待と祝福の声 

初めての登校日は、今にも降り出してきそうな曇り空だった。
そんな日でも、蛍光イエローのカッパ姿で、子どもたちを導いてくれるオジちゃん。次の信号でも、ランドセルの黄色のカバーを見て「1年生、楽しみだね」と声をかけてくれるオバちゃん。
名前も知らない地域のオジちゃんオバちゃんたちまで、子どもたちの成長を喜び見守ってくれている。。。この愛情が本当にありがたい。

シンプルな入学式と初登校の朝。
直接言葉を交わし合うことはなくても、子どもたちへの期待と見守る愛情をたくさん感じることができた、始まりの4月。

娘が帰ってきたら、確かに聞こえてきた、たくさんの期待と祝福の声を、
ありったけの「おかえり」に込めて、迎えようと思う。





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フリーパーソナリティー
沖縄県南城市出身。琉球大学卒業。
ラジオパーソナリティー・ウェディング司会者・スマイルトレーナー®
FM沖縄『ちゅら玉・浪漫紀行』ではライター兼ナレーターを担当。
沖縄の自然や習慣・格言などを題材にウチナーグチを交えて紹介。
本コラムでは、沖縄で暮らす3児のワーキングママとして、家族の日常を綴っていく。

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