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金城真知子

2020年9月14日更新

言葉は思考の種 家庭で育む「使える言葉の増やし方」|金城真知子のコラム

3人の子育てワーキングママ金城真知子がつづる「ホッとする沖縄時間」をつづります。

言葉は思考の種 家庭で育む「使える言葉の増やし方」

〜〜 台風が過ぎた日 〜〜

「台風が秋を連れてくるもんだ」
ラジオカーリポーター時代に、大先輩が教えてくれた言葉である。
確かに…雨の日が多いこともあってか、ここ数日は秋を感じる涼しい日が続いている。とはいえ、まだまだ海水の温度も高いから台風への備えは必要だが、季節の移ろいを感じられた瞬間は、ちょっと心が弾んでしまう(^^)



先日、この夏二つ目の台風が過ぎた後だった。
家の壁と窓に吹き上げられた塩水を洗い流すため、一人ベランダで作業をしていた私。ホースから水を出し壁をゴシゴシゴシ。塩水を流し終わるころには、既に足元がビチョぬれになってしまっていた。
そのまま家の中に入るのは気が引けたので、リビングでテレビを見ていた4歳の娘に
「お風呂場からタオル取ってきてくれない?」とお願いすると、
すぐにいすから降り、手でOKサインを作った後
「ママ〜、ぬれているのは足だけ? だったら小さいタオルがいい?」の言葉。
心の中で「おぉっ!」と小さな声をあげてしまった。

視聴中のテレビを中断してお願いごとを聞いてくれただけでもありがたいのに、
・今の状況を察して、確認してくれた
・提案までしてくれている!

この娘、幼稚園の先生との面談で
「お友だちの気になるコトも、直球で言っちゃうところが気になりますね〜」
なんて言われていたものだから、相手のことを考えた「声かけ」が出来たことがうれしくて仕方なかった。

〜〜 使える言葉を増やす 〜〜

子育ての中で言葉を大切にしている親御さんは多いと思う。
家庭でも、語彙(ごい)力を高めるために、絵本の読み聞かせや読書を習慣化させたい。
私も子どもを膝の上に抱え絵本をゆったり読み聞かせしてあげるのが理想的なのだが…現実を見つめると、全然と言っていいほど思い通りに時間が作れない。
習慣化できていないもんだから、小学生チームに関しては「絵本読もうか?」って言ってみたところで「別にいいよ」と断られる始末である。
(自分の出来なさは棚にあげつつ)「言葉は思考の種」だと信じているからこそ、なんとか子どもたちの、使える言葉を広げてあげたいのだが…
子供のためにまとまった時間を作れない私は、普段の会話を通して少しずつ「使える言葉を増やすこと」を意識しいてる。


▲「使える言葉を増やしたいと」我が家に置いている本

例えば、幼稚園でのお迎えの時
「学校どうだった?」って聞いても「うん。楽しかったよー」で終わることが多い。
親の本音としては、園での様子がもう少し詳しく聞きたいのに…
そんな時は長〜い1日の中から時間を区切って質問してみることをオススメしたい。
「今日の給食は何が出たの?」とか「お迎え前の時間は、何して遊んでたの?」
「その時一緒だったお友達は?」などなど。
子どもの頭の中で「その場面がリアルに浮かんでくる」聞き方をすると、具体的な言葉になって返事をしてくれることが多い。
「具体的な言葉」を引き出す会話を続けていると、ゆっくりだけど、その子の中で、「自分で使える言葉」が広がっていくように感じているからだ。

〜〜 こんなにも見られている 〜〜

タオルを取りに行ってくれた娘の話には、もう少しだけ続きがあって、
体は、タオルの置いてあるお風呂場に向かいながらも、
「ママ〜、網戸はちゃーんと締めててよ!!! 虫入ってくるんだよーー」。
も〜、口ぶりまで夫そっくり(笑)

やっぱり、子どもは親の姿をよーく見てるし、聞いている。
特に親の口癖は、無意識のうちに子どもの口に宿って簡単に「身体化」してしまう。

日々、たくさんの会話で生まれている「言葉たち」。
目には見えないし、相手が受け取った瞬間、消えてしまうようにも感じるけど、
一緒に暮らす生活の中で、愛情と共に、体と心にちょっとずつちょっとずつ積み重なっていく大切なもの。

  〜いちばん大切なことは、目にみえない〜
            『星の王子様』サン=テグジュペリ

未来を創っていく大切な子どもたち。
変化も成長も分かりにくい「言葉」だけど、考える力を深く養っていくためにも、自身の感情を豊かにするためにも、大切に育てていきたい「思考の種」である。






金城真知子さんのコラム[カテゴリー:子育て 大人女子を応援]

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フリーパーソナリティー
沖縄県南城市出身。琉球大学卒業。
ラジオパーソナリティー・ウェディング司会者・スマイルトレーナー®
FM沖縄『ちゅら玉・浪漫紀行』ではライター兼ナレーターを担当。
沖縄の自然や習慣・格言などを題材にウチナーグチを交えて紹介。
本コラムでは、沖縄で暮らす3児のワーキングママとして、家族の日常を綴っていく。

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