本部にあるリゾートホテルで海外からの旅行客も一緒にカウントダウンをした。

ステージの私は新年を迎えるみんなと“ありっ乾杯♪”と陽気に歌い、皆さんの新年の目標は？とか“どちらからいらしたんですか？”などとマイクをむけながら楽しい時間を過ごした。

「アニョハセヨー、コマッスムニダー」「ワンシャンハオ、シェイシェイ」と知っている数少ない挨拶もできて満足だった。海のうえに大きな花火。しばし写真を撮る手が止まった。
ヤンバルの気持ちいい夜風に吹かれてスタートした2025年。

１月２日
実家の近くで旗頭にあった。ドラの音や「サーサー、サーサー」という大きな掛け声に近所の人たちも集まってきて賑やか。獅子も飛び出し演舞のあとは「紅白饅頭」を配ってくださった。新年の縁起物。ラッキー。今のところ風邪もひかず体調もいいのはきっとピンク色の美味しい饅頭を食べたから。

１月４日
快晴。お天気が良かったので歩きたくなり首里城へ行った。 弁財天堂の池ではバリケン（鳥）が水浴びをしていて観光客に写真を撮られていた。ちょっとした人気者。のどかな風景を眺めながら、風が強く吹くなか、首里城の高い場所へむかう。
正殿復興現場では再建に関わる職人の方々の熱い思いを感じ、ゆっくりと足元を確認しながら「東のアザナ（櫓）」へ登って行った。最後の一歩登りつめて振り返ると、うわーっ。 慶良間諸島までくっきりと望める素晴らしい眺望に、風の強さも忘れてしばらくたたずんだ。


１月５日
毎年お正月には「沖縄こどもの国」へ行く。
今年はとくにツシマヤマネコのサゴと昨年生まれた双子のジャガー・ニライ＆カナイに会えるのを楽しみにして出かけた。その日は少しひんやりしていたからか、サゴは丸くなっていたけど猫らしい可愛い姿で寝ていた。ニライ＆カナイものんびり寝ていた。動物たちにとっても平和な一年でありますように。
そして月日はあっという間に過ぎてもう一月も終わる。
先日、友人宅で収穫されたタンカンとブンタンをたくさんいただいた。今年は豊作らしく、運んできた大きなビニールから溢れんばかりのタンカンとブンタンだった。おかげで我が家はビタミンC豊富なサラダを毎日食べている。甘酸っぱい香りとジューシーな甘さを噛み締めてシアワセな気分になる。
力を抜いて「逍遥（散歩する）」。
今年もそんなふうに過ごしていこうと誓った新年でした。