企業紹介
2020年6月11日更新
オリオンビール株式会社 広報室長 児島麻理子さん|地域に根ざし活動展開
沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.296
先月、豊見城市豊崎の商業施設「豊崎ライフスタイルセンターTOMITON(トミトン)」内に本社を移転したオリオンビール株式会社。ビール以外にも健康を意識した新商品「FITTER(フィッター)」などの商品展開に力をいれている。また、地域に根ざした企業として「沖縄を応援したい」とさまざまな発信をしている。広報室長の児島麻理子さん(42)に話を聞いた。
オフィス移転 気持ち新たに
オリオンビール株式会社
広報室長 児島麻理子さん
Q 新商品の特徴は?
A パーソナルトレーニングジムの運営で知られるライザップとのコラボ商品です。ライザップ監修による初のアルコール商品で、ハイボールとチューハイの2種類があり、共に糖質ゼロでトウガラシや白インゲン豆など健康への効果が期待される成分を加えています。また、チューハイ「WATTA(ワッタ)」もリニューアル。健康への配慮から高アルコール商品の販売を終了し、パッケージのデザインもフルーツなど素材の魅力に重点を置いたものに。
Q 地域を応援する企画の内容は?
A 昨今、新型コロナウイルスが県民の生活に大きな影響を与えている中で、社員全体が沖縄を応援したいという気持ちをより強くしています。県民の健康を考えた商品開発もその一環です。新デザインの「オリオン ザ・ドラフト」=囲み参照=も地産地消による地域活性化も考えて、伊江島産大麦を使用しています。そのほかにも県内の飲食店を応援したいと、ちゅらグルメPlusとコラボしてテークアウトやデリバリーができるお店を紹介するまとめサイトを開設したり、外出自粛で家にいる時間が長くなっている県民の皆さんに楽しんでもらいたいと、公式YouTubeチャンネルでお笑いや音楽番組の生配信を行うなどの企画を展開しています。
Q 新オフィスの特徴は?
A 社内はバーをイメージした内装の会議室、オリオン座をイメージした照明など弊社らしさが感じられる造りになっています。デスクはフリーアドレス化し、自由に使えるコミュニティエリアを設けることで社員同士の交流も活発になりました。クリエーティブな事業には、わくわくしながら働ける職場環境も大事だと感じました。新オフィスで気持ちも新たに社員一丸となって地域に根差した活動を展開していきます。広報として、それを県外にも発信していきたいですね。
オフィス内に設けられたコミュニティエリア。社員の交流の活性化にもつながっている
ザ・ドラフト 新商品発売
6月9日より「オリオン ザ・ドラフト」が新発売。「オリオン ドラフトビール」がリニューアルし、原料には新たに伊江島産大麦を採用、ドラフトビールの最大の特徴である飲みやすさはそのままに、麦のうまみを凝縮した味わいを実現。
オリオンビール株式会社 豊見城市豊崎1ー411 電話098(911)5231
『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<296>
第1714号 2020年6月11日掲載