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2019年12月12日更新

[彩職賢美]ビューティーボディークリエイターの宮城裕子さん|理想の体づくり 全力でサポート

「理想の体」は人によってさまざまです。ライフスタイルや運動経験、骨格なども違うからこそ、一人一人に合ったトレーニングを提案することにこだわっています。私が目指すのは、提案したトレーニングを「日常的にできるようになってもらうこと」。理想の体づくりを達成し、一緒に喜べることがやりがいです。

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「美しさ」求める人を応援

ビューティーボディークリエイター
宮城裕子 
さん

人に寄り添い「最適」提案 常に学び、成長し続ける

「美しい」と思い、理想とする体は人それぞれ。その理想の体作りを応援するのが宮城さんだ。

指導の基本とする「ビューティーメソッド」は体作りのプロとして多くの経験を積み、各分野の専門家から知識を学んだ宮城さんならでは。ストレッチや器具を使った筋膜リリース、専用ベルトで腕や脚に空気圧の負荷をかけて行う加圧トレーニングなど、幅広いメニューを組み合わせている。

重視しているカウンセリングでは「理想の体についてじっくり聞く。運動はしていても、正しい知識がなく、理想の体に近づけていない人もいる。ライフスタイルや運動経験、骨格などみんな違うからこそ、一人一人に合ったトレーニングが大切。本人ができることからスタートし、理想の体になれるメニューを提案したい」

美しいと思うのは、「健やかで重力に負けていない体」と表現。「正しい姿勢で、真っすぐ伸び、無駄のない動きができる機能的な体のことです」

頭の中では常に「この人が最もきれいでいるためには何が必要か」と考えている。顧客にとって自身の専門外のトレーニングが必要だと思えば、専門家を紹介。若々しい印象にするため「少しずつ太ること」を提案をしたことも。顧客の中には30年以上指導を行っている人もおり、全力で相手のことを考え、寄り添う姿勢が信頼につながっているようだ。

東京でも指導を行い、週ごとに沖縄と行き来する生活を続けて数年。顧客の中にはドラマやCMで活躍する国内のトップ女優や、モデルなど著名人も多数いる。「指導した人が理想の体を手に入れ、一緒に喜べることがうれしい。お客さま一人一人は私の作品でもある」。弾む声からは仕事への真剣さや、充実ぶりが伺える。


美しさに対する思いは人一倍。小学校時代からバレエを習い、常に「舞台で美しい自分でいるために」と考えていたことが今の原点。「人前に出るからには、美しい方がいいじゃない?」と笑顔を見せ、こだわる理由を明かす。「美しさの必須要素は、正しい立位、座位、歩行動作の三つ。この三つが整えば、日常生活のほとんどのシーンで美しく見えると思います」

現在54歳。引き締まった体はしなやかに動く。年を取ることについては「人は内面が体や顔に表れる。年を重ねた美しさがあるはず」と楽しみにしているようだ。

「人に教えるからには一流の人から学び、正しい知識を伝えたい」という考えは以前から変わらず。医療系の新聞で興味を持った「加圧トレーニング」は、東京にいる発明者の佐藤義昭氏に師事。子育て真っただ中の36歳の時、夫や家族、地域の人に支えられて県出身者で初めてトレーナーとして認定を受けた。「支えてくれた方々には本当に感謝している」

加圧トレーニングは「成長ホルモンが分泌され、肌にハリが出る、筋肉が通常の3倍早く付く、痩せやすい体になる」と説明。自身の体験はもちろん、東京大学医学部との共同研究で論文を発表し、現在も国内の加圧トレーニング学会に出席するなど徹底的に学んでいるからこそ、その良さを伝えられるのだろう。

美しさを求める思いは体だけにとどまらず、フェースエクササイズは専門家から指導を受けて加圧トレーニングと組み合わせるなど、新しいトレーニング法や情報を常に収集している。「いろいろな人が相談に来る。その時、その人が目標を達成するのに最適な提案ができるように幅広い知識や技術を身に付けたい。そして、一人でも多くの『健康で美しくなりたい』と願う人を応援できれば」

理想の体作りを応援するため、学び続ける姿は輝いている。


食事には必ずサラダ!

宮城さん提供

宮城さんの食事に欠かせないのが生野菜のサラダ。自身の顧客にも「両手いっぱいの生野菜を食べた後に、タンパク質や炭水化物を食べてね」とアドバイスしている。

左の写真はレタスやカイワレ大根に白桃や生ハムを加えたサラダ。オリーブオイルや塩を使うなど味付けはシンプル。「食感を楽しむために砕いたナッツ類を振りかけることもあります」と話し、飽きないようにさまざなま工夫をしているよう。


海へ行くのが日課

宮城さん提供

東京に行くことが増えた際に、改めて沖縄の海の素晴らしさを再確認できたと言い、「沖縄にいる日は、朝海へ行くのが日課」と笑顔を見せる。愛犬の散歩を終えた後、水着に着替えて泳いだり、トレーニングを行うことも。

「ボーッとただ浮いているのも好きですよ。リラックスできるし気持ちいい」


体づくりの知識も教える

宮城さん提供

2019年9月から始まった「タイムスアカデミア」では20人以上の受講生に「より美しい体を作るには」という視点で「ビューティーメソッド」を基本に指導している。

体を動かすトレーニングはもちろん、座学の時間を設けて、食事の仕方や筋肉、体の仕組みなどを説明。受講生一人一人が理想の体を手に入れるサポートを行っている。

問い合わせはホームページからhowlive.fit



プロフィル
みやぎ・ゆうこ

1964年、浦添市出身。小学6年でロシアにバレエ留学を経験。美しさを追求し始める。福岡大学体育学部では運動生理学などを学び、卒業後はスポーツクラブで指導者として勤務。整形外科勤務時代に加圧スペシャルインストラクターの資格を取得し患者のリハビリに加圧トレーニングを生かした。その後東京でビューティーグラブスパを立ち上げた。
現在は長年の経験や知識を生かした「ビューティーメソッド」を基にマンツーマンのトレーニング指導をしており、顧客には女優やモデルなど著名人も多い。


週刊ほーむぷらざ「彩職賢美」|輝く女性を応援!
今までの彩職賢美 一覧


撮影/比嘉秀明 文/比嘉知可乃
『週刊ほ〜むぷらざ』彩職賢美<1351>
第1689号 2019年12月12日掲載

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