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2019年5月16日更新

[続・働き方ラボ]働き方改革≠残業を減らす

文・比嘉華奈江[1]
「仕事量は変わってないのに、どうやって残業を減らせばいいの?」「働き方改革ってこんなに疲れるものだっけ?」という社員のみなさんの声。管理職からは、「部下を定時で帰さなきゃ」、「人員不足で管理職が休日出勤で代休なし」という声。「働き方改革疲れ」を感じてはいないでしょうか? 働き方改革は、本来は楽しい取り組みのはずなのです。「働くがワクワクする働き方改革」をしませんか。今日は、働き方改革を成功させる三つのポイントをご紹介します。

成功させるポイントは三つ
 
①ビジョンを持つ

法が変わったから仕方なく取り組んでいると、義務感となり、ワクワクするビジョンではありません。「わたしたちの会社は、働き方改革を何のためにするのか? そして私個人は、どんな生き方がしたいのか?」。改めて考えてみませんか。ぜひ、社員のみなさんも会社のビジョン作りに参加して、経営戦略につなげてください。
働き方改革には、日本の人口構造の変化や個々人の生き方が多様になっている、という背景があります。もちろん、個人の在り方も問われます。機械化が進む中、人にしかできない能力を磨くことや、自分の人生を主体的に生きる人材がますます必要とされます。





②生産性を理解する

 二つ目は、生産性への正しい理解と各社ごとの解釈を作ることです。組織が存続し発展していくために、生産性の向上は必須です。
 1時間で何個作れるか? という製造業に当てはまる生産性だけではありません。発想の転換をし、「付加価値」を高めていくことに本来の意義があります。限られた時間で何を生み出すのかを、会社の経営戦略と共に個人の生き方戦略でも問うことが必要です。
 付加価値は、お客さまのニーズを超える商品を開発して、驚き喜ぶ顔を見ることにあるのではないでしょうか。新しい思考の種を得るには、「経験」や「体験」が効果的です。中でも育児や介護の経験を生かすことは、ダイバーシティ経営(多様な人材を生かす戦略)にもつながります。「新しい経験」にチャレンジすることも必要ではないでしょうか。


③仕組みを作る

 三つ目は、「働く喜び」に集中できる環境、仕組みを作る事です。
 戦略やビジョンを動かすのは「人」で、仕組みです。私は航空会社で14年間勤務しましたが、新人教育、中堅リーダー教育、日々のフィードバック(反省や評価)など、あらゆる仕組みが整っていました。心のあり方や身だしなみといった基本から、リーダーの役割、個人の判断基準、優先順位の考え方など、徹底して「訓練期間」+「現場」で実践へとつなげていく「仕組み」がありました。日々、仕事終わりのメンバーの振り返りまでが業務(仕事)とみなされていました。
 仕組み作りの最大の良さは、仕事に120%集中できることです。仕組みが整っていると、不要な心配事に惑わされず、スキルを高めるチャンスが日々生まれます。それは、仕事への充実感や提供するサービスの質の向上、つまり生産性の向上につながります。人材育成もコミュニケーションの質の向上も、ある程度は仕組みで運用していけます。
 もうお気づきかもしれませんが、三つは全てつながっています。働き方改革で何だか社員が疲れているとしたら、進め方を見直す時かもしれません。



ひが・かなえ
(株)Life is Love代表。日本教育推進財団認定コミュニケーション・トレーナー。2児の母。客室乗務員を14年務め2012年起業。経営戦略や働き方改革・チームビルディングなどの組織活性から人事評価制度や賃金制度構築までコンサルティング。

http://www.lifeis-love.com/

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『週刊ほーむぷらざ』続・働き方ラボ[1]
第1659号 2019年5月16日掲載

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