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2019年5月16日更新

天久テラス代表・天ぷら伝道師の中村守さん|天ぷらの概念を変えたい

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.243
那覇市の天ぷら専門店「天久テラス」は、「世の中になかった天ぷらを創り出す」をコンセプトに多彩な天ぷらを提供。天ぷらづくりに携わって約30年、代表の中村守さん(69)は、島らっきょうの天ぷらを県内に広めた張本人。「天ぷらの概念を変えたい」と新メニューの考案や新たな天ぷらづくりに精を出す。

天ぷらの概念を変えたい

天久テラス
代表・天ぷら伝道師
中村 守さん


新しい食べ方 味付けも提案

Q.大切にしていることは?
A.お客さまとのコミュニケーションです。ランチタイムは私もスタッフと一緒に配膳を担当するのですが、その際、「この天ぷらは間違いなく日本一おいしいですから」と声を掛けています。もちろんお客さまの様子を確認してからですが、声を掛けることで興味を持って食べてもらえると思っています。また、その一言から話が広がり、時には「天ぷらミニ講座」と題し、天ぷらの豆知識を話すこともあります。
例えば、天ぷらは目的別に作られているという話をします。もともと沖縄の天ぷらの目的は小腹を満たすこと。そのため、衣が厚く仕上げられ3つも食べれば腹持ちが良くなるほど。うちの天ぷらの場合は、素材の味を楽しんでもらうことが目的なので薄上げにしているんですよという具合。
このように、天ぷらの話をすると尽きないほどなんです。

Q.変わり種の天ぷらにはどのようなものがありますか?
A.キャベツの天ぷらや甘みそと白髪ねぎを乗せたヘチマ天ぷら、マグロにシソやユズを挟んで揚げるなど、天ぷらをどんどん進化させています。 また、塩や天つゆの代わりにトマトソースやネギソースで食べるなど新しい食べ方も。そのほか、味付けのワンポイントとして、キャベツの天ぷらならニンニクで風味や食欲を誘う工夫だったり、タイの天プラならスダチをしぼり、爽やかさをプラスするといった提案もしています。
近年は来店者も増えました。お客さまが気軽にゆんたくしながら、楽しく食事をしているのを見ると、やりがいを感じます。

Q.今後の目標は?
A.現在の天久テラスの所在地が入り組んだ場所にあるので、一目で分かる路面店舗にフランチャイズ店を展開したいと思っています。また、宮古や八重山など離島にも出店できたらなあと。今後もお客さまがワクワクする天ぷらを作り、一人でも多くの人においしさと驚きを提供していきたいです。


中庭から見た外観。中庭のプールサイドでは、パーティーもできる

「夜のアツアツ天ぷら定食」が登場!

同店では、2019年5月から夜の営業で「夜のアツアツ天ぷら定食」が登場。エビ3尾を中心に合計9品が並ぶ。なかなか味わうことができない今が旬のヘチマの天ぷらも楽しめ、カルパッチョやコーヒーもついて1480円で大満足できる。お父さんにはうれしい飲み放題・900円(2時間)もあるので、晩酌がてら家族と足を運んでみては。

<問い合わせ>
天久テラス
098‐863‐0294


『週刊ほーむぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<243>
第1659号 2019年5月16日掲載

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