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2019年1月3日更新

[新年号]企業紹介|琉球黒糖株式会社

funokinawa・NEWS|元気な沖縄を象徴する企業の皆さまが登場!ものづくりへのこだわり、顧客との絆、地域への感謝と誇りー。思いを新たな年へつなぐ、さまざまな取り組みを聞きました。



沖縄の黒糖を世界に向けて発信  琉球黒糖株式会社

ことし創業25周年を迎える琉球黒糖。代表取締役社長の與座範裕さんは「業界で後発の私たちが生き残るには、さまざまな努力と工夫が不可欠だった」と語る。「創業から7年余は年中ほぼ休みなし。朝早くから夜遅くまで窯の前に立ち、熱さに耐えながら無我夢中で黒糖作りに打ち込んだ」と振り返る。
「イッターヌ クルザーターヤ マーサンヤ(あなたたちの作った黒砂糖はおいしいね)」。那覇の公設市場で働く女性たちの間で評判となり、取引先が増えた。「ものづくりに掛ける思いは人に伝わると分かり、自信にもつながった」と笑顔を見せる。
注文から納品までのリードタイムが業界平均10日間だった当時、同社は工場をフル稼働して3日間体制を確立した。

新商品を次々開発

娘で商品企画部長の又吉祐子さんは広報活動、新商品開発に力を注いだ。全国の物産展に参加し、「皆さんの反応、声から新商品のアイデアが生まれた。どんなニーズがあるか、直接、見て、聞いて、感じるのが最も確かなこと」と語る。「ミントこくとう」「チョコっとぅ。」「黒のショコラ」などヒット商品を次々と企画。與座社長も後継者に大きな信頼を寄せ、共に「黒糖を国外にも広めたい」と目標を語る。
現在は香港、シンガポール、中国、タイなどへ販路を拡大。出荷量の増加に伴って認知度も高まりつつあり、「まだまだ開拓の余地はある」と意気込む。今後は、副材料としての黒糖を国内外の菓子、パン、飲料メーカーへ提案強化したいと話す。「黒糖を調味料と考えれば、アレンジは無限」と期待を寄せる。
亜熱帯の沖縄で採れるサトウキビは芯が太く、高い製造技術で上質な黒糖が作れる。「昨年以上に、沖縄の黒糖の認知普及を図りたい」と抱負を語った。



琉球黒糖 株式会社
與座 範裕(よざ・のりひろ)代表取締役社長(左)
1994年5月、義弟と共に琉球黒糖を創業。工場長として現在の基礎となる製法を確立し、持ち前のチャレンジ精神で多種類の黒糖菓子を開発。現在は指導者として後輩の指導育成に当たりながら、県内外、海外の販路も視野に入れた商品開発に携わっている。

又吉 祐子(またよし・ゆうこ)商品企画部長(右)
1999年、入社。製造部門で7年間、黒糖作りに携わる。事務を兼務しながら営業部門へ異動。その後は国内外の商談会に参加し、創作黒糖を宣伝しながら商品開発を担当。代表商品は「ミントこくとう」「チョコっとぅ。」「黒のショコラ」など。





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