企業紹介
2018年8月30日更新
なごアグリパーク[今どき野菜トピック!]
野菜にまつわる話題をピックアップ! 昨今利用者も増えているカット野菜を製造・販売する企業や農業の活性化を目指して設立された野菜のテーマパークを紹介。意外と知らないゴーヤーの品種についても話を聞いた。
食べて・育てて野菜を楽しむ
なごアグリパーク
県産野菜や薬草が食べられるブッフェ。野菜を使った創作料理も楽しめる
「手軽に野菜」を新しい技術で
農業の活性化を目的として今年名護市にグランドオープンした「なごアグリパーク」。レストランや農産加工品を販売するショップを通してさまざまな形で県産野菜が楽しめる。
体感植物温室「スーパーファーム」には、土を使わずに野菜やハーブを育てる水耕栽培のレンタルスペースがある。月額料金を支払えば誰でも利用でき、育てたい野菜を決めて、種をまけばスタート。基本的な管理はスタッフがしてくれるので、初心者でも安心して水耕栽培が始められる。そのほかにも乾燥地域で育つ草木など珍しい植物の販売や、ドライフラワーを瓶に詰めるインテリアアイテム「ハーバリウム」などの手作り体験も開催している。
レストランの「やんばるダイニング 美ら島キッチン」で提供するレタスなどはスーパーファームで育てた野菜をはじめ、地元で採れた新鮮なものばかり。肉と一緒にツルムラサキや花ニラといった普段食べる機会が少ない野菜や薬草をバイキング形式のしゃぶしゃぶで食べられるのがポイント。加熱することで無理なくたっぷりと野菜を食べることができる。さらに、旬の野菜を使ったサラダやカレー、スープなどの料理も堪能でき、観光客からも人気。
施設内にあるアグリショップ「しまちゅらら」では名護市を中心としたやんばるおよび県内の生産者による健康食品、化粧品などの農産加工品を販売している。「健康・美容・長寿」をテーマに掲げ、県産野菜のドレッシングなど、限られた店舗でしか販売していない商品に出合えるのが魅力。他にもシークヮーサーを使った酢やアセロラを使用した化粧品など、店内には「沖縄の恵み」が溢れる。好みの商品を詰め合わせることができるギフトボックスも用意しており、贈り物にも対応してくれる。
調味料や化粧品など県産の農産加工品が豊富に並ぶ
水耕栽培のレンタルスペース
なごアグリパーク
0980-43-6010
沖縄県名護市字名護4607番地1
年中無休
※レストランやショップの営業時間などの詳細は問い合わせを。