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2018年3月22日更新

[彩職賢美]アロマプレッシャー代表の高橋結子さん|リンパで健康ケア

19歳、乗っていた車が後続車に追突された高橋結子さん。長年、後遺症に悩まされ続けた。さまざまな療法を試した後、ハワイで出会ったダニエルマードン氏のモダンリンパドレナージュに衝撃を受ける。「1回で、症状が楽になった。フランスでは医療行為。多くの人に知ってほしい」と、技術を学び、スクールを設立。がん患者へのむくみケアも積極的に行っている。


 

がん患者もサポート

アロマプレッシャー代表
リンパドレナージュ専門家、セラピスト

高橋結子 さん

事故後、全身の痛みや手のしびれ、頭痛が何年も続いた。「頭が痛くて眠れない。悪夢でした」。病院に通っていたが治らず、周囲からは「気のせい」と言われたことも。「自分で治そう」と決めて、マッサージや鍼、整体、カイロプラティックなど、「いろいろなセラピーを受けまくった」。

そんな中、出張で行ったハワイでボディーワークを受けて、レベルの高さに驚いた。「普段は石橋を叩いて割ってしまうくらい慎重だけど、やる時はやる」性格。ハワイで勉強しようと決意。周囲の反対を押し切り、仕事を辞めて、単身ハワイへ飛び立った。

ハワイで、運命の出会いがあった。後に夫となるダニエル氏だ。施術を受けて、「1回で手のしびれや頭痛が楽になったんです。これまで受けてきたセラピーとの違いが実感でき、驚きました」。

ダニエル氏は、リンパドレナージュの発祥地であるフランス出身の理学療法士(フィジオテラピスト)。フランスでは、リンパドレナージュは保険適応で、医療行為の一環として行われるという。ダニエル氏は、リンパドレナージュと、フランスでは治療として用いられる水を使った「水療法」のスペシャリスト。その知識量や技術の高さ、理念に共感。弟子入りし、学ぶようになった。徐々に、後遺症の症状は落ち着いていった。


ハワイやフランスで学びを深め、技術を身に付けた高橋さん。ハワイでダニエル氏と共にモダンリンパドレナージュを施術していたが、その腕を買われ、2004年、大分県の杉乃井ホテルへ二人で招かれて日本へ。スパの立ち上げに携わり、スタッフへ研修を行った。その後、複数のホテルのスパの立ち上げに関わる。その一つ、静岡県熱海のホテルのスパは、雑誌のベストスパ賞に選ばれたこともあった。

沖縄へ拠点を移したのは、2012年。長年空手をやっているダニエル氏の希望だった。沖縄で、サロンでの施術のほか、スクールを設立。スクールでは、手技だけでなく解剖学など人体の知識も伝える。ノウハウをまとめた著書やDVDも出版。生徒は本を読み、県外から通う人がほとんどだ。熱心に教える一方で、沖縄の人に伝えたいという思いは強い。

「沖縄は、人も治安も良い、世界的にもピースフルな土地! 地元の人に技術を身に付けてもらい、雇用を生み出し、沖縄をヒーリングアイランドにしたい」と、沖縄の可能性を説く。フランスで学んだ水療法を、周囲を海に囲まれた沖縄でも取り入れられるのでは、と構想を膨らませる。

最近、力を入れているのが、がんを治療した患者のケアだ。手術や治療後、リンパの流れが停滞し、むくみ(リンパ浮腫)に悩む患者が一定数いるという。「体内の水を循環させるのがリンパドレナージュ。リンパ浮腫を防いだり、症状を和らげる助けになる」と高橋さん。統合医療学会沖縄支部に所属し、がん患者会の療養支援相談員としてセルフケアのセミナーを行ったり、がん患者へ施術を行う。中には、離島から通う人も。「必要な人にケアが行き届くように、施術できる人を増やしたい」と力を込めた。




本やDVDを出版
高橋さんは、著書「ダニエル・マードン式 モダンリンパドレナージュ リンパの解剖生理学」(BABジャパン)を出版。イラストで分かりやすく解剖生理学の理論やリンパドレナージュの技術を収録。2013年に出版し、8回の重版を重ねている。「ダニエル・マードン式アロマプレッシャー脚・ヒップ・腕編」(扶桑社)、「ダニエル・マードン式アロマプレッシャー」(ポニーキャニオン)など、実技をまとめたDVDも。




精神力を鍛えた山
以前は、よく山に登っていた高橋さん。写真は、北海道の旭岳で3回目の登山。「山の姿に惚れます。山の空気や植物、すべてがきれい」。実は、怖い思いをしたこともある。北アルプスの槍ヶ岳では、登山中に嵐になり、夜中にテントがつぶれて水浸しの中で眠り、明け方、ひざまずくように腰をかがめて下山した。「コンタクトが飛びそうになって」と笑う。それでも、その後も山に登り続けた。「次は気を付けよう! と思った」とさらりと話す。「一歩一歩登れば、いずれは頂上に着く。精神力を鍛えられました」と高橋さん。


高橋さんのハッピーの種


Q.リラックスするのはどんな時?
犬が大好きなので、犬に触れている時ですね。子どものころは犬を飼っていたのですが、大人になってからは出張などもあり飼えなくて。代わりにご近所の犬や公園で出合った犬をかわいがっています。写真は、以前の家の隣のシロちゃん。事故に遭い下半身まひが残っているのですが、時々遊びに行ってストレッチやマッサージをしています。犬も人間も同じ、循環が良くなると気持ちよさそうなので、とてもうれしいです。



PROFILE
たかはし・ゆうこ
1967年東京都出身。大学卒業後、東京で商社へ勤務し、退職。フランスのパリソルボンヌ大学に留学。日本でハーブやアロマセラピーを学び、講師となる。2000年ハワイへ。2004年大分県のホテルに招かれる。2012年来沖。アロマプレッシャー代表。ハワイ州認定セラピスト。一般社団法人沖縄県がん患者会連合会療養支援相談員。統合医療学会沖縄支部所属。



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今までの彩職賢美 一覧


撮影/比嘉秀明・編集/栄野川里奈子
『週刊ほーむぷらざ』彩職賢美<1293>
第1600号 2018年3月22日掲載

この記事のキュレーター

スタッフ
栄野川里奈子

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編集者
おいしいものに目がないガチマヤー(くいしんぼう)。2016年に国際中医薬膳師の資格をとりました。おいしく健康に!が日々のテーマ。

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