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2017年10月5日更新

秋の月見で心穏やかに|心も体も健康にアーユルヴェーダ

5000年の歴史があるインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」について、スパを経営する株式会社i‐PLANA代表の知念伽央梨さんが紹介します。今回のテーマは「秋の過ごし方」です。

沖縄も涼しい風が吹いて、秋の気配を感じるようになってきました。秋は、夏に落ちた消化力や体力が少しずつ、戻ってくる季節。ついつい食べ過ぎてしまいがちになりますが消化力は中程度と言われていますので注意しましょう。今回はこれから訪れる冬のために、アーユルヴェーダの考える秋の過ごし方を提案します。

真夏に比べるとだいぶ日差しがやわらいできましたが、アーユルヴェーダでは熱がまだ体に影響を与え続けているので、直射日光に当たり過ぎることは避けるようにと、考えられています。

そして、おすすめなのは月を眺めること。4日は中秋の名月で、週末には月見会を開く方も多いと思いますが、秋の月見は熱のエネルギーを緩和し、心を穏やかにしてくれます。

ただし、月を見るために夜更かしをしたり、冷たい飲料を飲み過ぎると、体を冷やしてしまいますので注意を。体力が回復してくるため運動も可能ですが、体力に応じて行ってください。

また、私が日焼けをした時のお手入れ方法をご紹介します。約1リットルの牛乳(冷性の性質を持つ)を入れたお風呂に入ることも良いとされています。体の余分な熱を取り、肌を潤しツルツルに。同じく冷性のアーマラキーを練ったものをマスクにするとお肌が白くなり、透明感が出ます。ビタミンCが豊富で鉄分も含むので、空腹時に白湯と飲むと、美しくなりたい方にとくにおすすめです。

セルフオイルケアなら、この季節は熱を取る意味でココナツオイルを。おすすめの飲食物はブドウ酒、牛乳、緑茶、ギーや米、季節の果物、ナシやブドウ、野菜はレンコン、キャベツ、芋類、ウリ類、葉菜類など。ギーでサツマイモを揚げるとてもおいしいですよ。肉なら少量の鶏肉、ヤギの肉を。

夏には必ず皮膚に湿疹が出る方、暑いと頭痛を感じる方は特に秋の過ごし方を見直してみてくださいね。


心を穏やかにしてくれるという秋の月。風情ある雰囲気を楽しむのがおすすめ


インフォメーション

  • アーユルヴェーダ博物館
    開催日/11月10日(金)~12日(日)
    場所/ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート
  • アーユルヴェーダ的な和食のコース料理が堪能できる「アーユルヴェーダレストラン」
    開催日/12月9日(土)18時~20時、10日(日)11時30分~14時30分、18時~20時、11日(月)11時30分~14時30分
    料金/ランチ3,500円、ディナー5,000円(各税別)
    場所/アイプラーナ(北中城村美崎)




株式会社 i-PLANA
代表 知念伽央梨さん
・米国補完医療大学AUCM、グジャラートアーユ ルヴェーダ提携 Ayur Vedic Medicine Practitioner
・日本アーユルヴェーダヘルスカウンセラー


i-PLANA(アイプラーナ)
090-1946-9030
沖縄県北中城村美崎111-4


心も体も健康にアーユルヴェーダ
本コーナーは季刊「SeniorWave(シニアウエ~ブ)」と週刊ほ~むぷらざの連動企画。次回は11月11日(土)発行のほ~むぷらざに掲載。

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この記事のキュレーター

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ちぃちゃん

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元企画・編集プランナー
身の回りの「はてな?」や「なるほど!」を追い求めながら、好奇心のアンテナを張り巡らせて日々、取材中。何でもやるからには「徹底的」に。そのための息抜きも大切に。メリハリのある暮らしと、メリハリのある仕事のこなし方ができるよう心がけています。

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