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2017年5月18日更新

[彩職賢美]野菜ソムリエプロ 堀基子さん|減量で健康に!

野菜ソムリエプロの堀基子さん(55)は、本紙で「野菜style」を執筆中。野菜たっぷりの食生活で15キログラム減量し、その経験を基に講座をスタート。連載と講座が評価され、先月、野菜ソムリエの日本一を決める「第6回野菜ソムリエアワード」で銀賞を受賞した。堀さんは「ダイエットは大人の食育。美と健康、女性としての自信がよみがえる」と力強く話す。

今週の彩職賢美は堀基子さん

減量で健康に!

野菜ソムリエプロ
堀基子
さん


チャキチャキ動き、パワフル。ダイエット講座では「1日の野菜の摂取量は350グラム、タンパク質はしっかり。まず野菜を食べる『ベジファースト』でね!」とテンポ良く、笑いを交えて説明する。受講生いわく、「愛あるスパルタ」

結果の出なかった受講生へ、「ハイ! 増えた理由を20秒で!」と一言。一瞬で、場が静かになる。受講生からはヒソッと「出た、堀節」の声。その後、「変わりたいなら今、チャンスだよ。頑張ろうね」と優しく励ます。厳しさの裏には、「痩せて健康になってほしい」という強い思いがある。

ダイエットを後押ししたのは、6年前に甲状腺乳頭がんが発覚し、手術を受けたことだ。「生まれて初めて死ぬかもと思い、健康のありがたみを痛感した。小学生だった娘に心配をかけたのが、辛かった」。当時はぽっちゃり体型。がんや生活習慣病のリスクにもなる肥満を解消しようと、野菜ソムリエの知識を生かし、野菜とタンパク質たっぷり、糖質控えめな食生活で、半年で15キログラムの減量に成功した。周囲からの「どうやったの? 教えて!」という声に応えて、講座をスタート。これまでに107人が受講し、合計300キログラム以上の減量の成功に導いた。




以前は県外でコピーライターをしていて、年間100日は取材ロケで家を空ける多忙な日々。夫も激務で、夫婦で晩ご飯を食べることはほぼなかった。充実していたものの、ふと、「一生この生活か」と疑問が湧いた。夫婦ともダイビングが趣味で、沖縄を何度も訪れていたことから、「大好きな沖縄で子どもを育てて、家族で晩ご飯を食べたい」と、38歳で移住。その後、ほどなく妊娠し出産。現在は、「夫と娘と共に晩ご飯を食べられるのが、何よりも幸せ」と笑う。

移住後、食の取材でこれまで見たことのない島野菜やトロピカルフルーツに出合い、興味を引かれる。「深く知らないと記事が書けない」。持ち前の好奇心とプロ意識から、野菜ソムリエプロの資格を取得した。
「色に栄養、機能がある。知るほど楽しくて、今では野菜を見たら気分が上がります。野菜をとる量が増え、家族も風邪を引きにくくなりました」。

がんが発覚したのは、そのころだ。進行が遅いことの多い甲状腺乳頭がん。「若いころ、体のことをまったく気にせず夜中まで飲んで仕事をして、体を酷使したことのツケ」と堀さん。大きなショックを受けたものの、「逆境ほど燃えるタイプ」。手術で執刀した国仲弘一医師と意気投合し連載を開始。減量に成功し、講座のスタート、と新たな扉を開く転機となった。
連載のきっかけは、国仲医師の「肥満は乳がんや生活習慣病のリスクと伝えても、患者さんが痩せてくれない。どうにかしたい」という声だった。
連載と講座の取り組みが評価され、ことし野菜ソムリエアワードで2位となる銀賞を受賞した。

移住して17年。「よそ者を温かく受け入れてくれた沖縄に、本当に感謝している。野菜を通して沖縄の健康づくりに関わり、恩返しがしたい」。55歳、講座に講演、取材にと多忙だ。「50代は思っていたより自由でフットワークが軽い。60代、70代はもっと楽しくなる」。更なる目標は、野菜ソムリエ上級プロの資格の取得。チャレンジし続ける姿は、多くの人に希望を与える。



銀賞の賞状を手に

4月15日、「第6回野菜ソムリエアワード」(日本野菜ソムリエ協会主催)の野菜ソムリエ部門で銀賞を受賞した堀さん。賞状を手に、同協会の福井栄治理事長と=写真。福井理事長は「『健康のためにこうするべき』という理想論で終わらず、大人の食育とダイエットをかけて、モチベーションを高めていたことが良かった。プレゼンテーションでは、戦略性とアクティブなキャラクターが光っていた」と評価した。




糖質抑えてスタイルキープ



3カ月で12キログラム、半年で計15キログラムのダイエットに成功した堀さん。「糖質は控えめですが、野菜とタンパク質はかなりしっかりとるのでおなかはすきません。今でも夜の炭水化物は控えてスタイルをキープしています」。堀さんがハマっているのが、糖質を抑える「てだ桑茶」と浦添市のベーカリー「アルペンローゼ」のオリジナル低糖質パン「ふすまクラフト」。



堀さんのハッピーの種
Q.プライベートでの楽しみは?
水が好きですね。ダイビングでハワイやモルディブの海にも潜りましたが、沖縄の海の透明度、美しさはピカイチです。ウミガメ=左写真=やイソマグロの群れ、巨大な壁に見えるギンガメアジの群れ…海の中の景色は圧巻です。家族で毎年慶良間の海に行きます=右写真。最近はシュノーケルが多いですね。週に2回はジムへ行き、アクアビクスや水泳を楽しんでいます(写真は堀さん提供)。




PROFILE
堀基子(ほり・もとこ)
1961年東京都出身。1985年早稲田大学社会学部卒業。東京都でライター、コピーライターとして働く。医療系の記事を得意とする。1999年沖縄へ移住。野菜ソムリエプロの資格を取得。2015年4月週刊ほ〜むぷらざで連載、「野菜style」をスタート(第1週に掲載)。同年10月「野菜style流ダイエット講座」開講。沖縄野菜プロジェクト協同組合理事。アスリートフードマイスター3級。


 

毎月1回だいこんの花安謝店で「健康美人になれる講座」を開講中
次回の「野菜style流ダイエット講座」は7月1日から開始​。問い合わせは下記まで。

◆沖縄野菜プロジェクト協同組合
098-951-0831



今までの彩職賢美 一覧


撮影/比嘉秀明・編集/栄野川里奈子
『週刊ほーむぷらざ』彩職賢美<1255>
第1557号 2017年5月18日掲載

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栄野川里奈子

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編集者
おいしいものに目がないガチマヤー(くいしんぼう)。2016年に国際中医薬膳師の資格をとりました。おいしく健康に!が日々のテーマ。

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