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2017年4月20日更新

ホテル日航アリビラ 施設管理課の知花淳さん|発信!沖縄の魅力

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.153
ホテル日航アリビラ 施設管理課の知花淳さん

花を愛して喜び咲かす



ホテル日航アリビラ


施設管理課 知花淳さん

入り口や中庭など、いつもたくさんの花が咲くホテル日航アリビラ。その植物を約20年間管理している知花淳さん(63)。自然環境へ配慮しながら、丁寧な手入れで、一年中花を咲かせる。


スペインの街並みをほうふつとさせる赤瓦屋根と白壁。海が広がる絶好のロケーション


環境へ配慮し大切に育てる

Q.どのような工夫を?
A.屋外の植物全体を管理しています。施設内には800~1000種の植物がありますが、それぞれの特性を生かして育てるようにしています。入り口、ロビー、中庭と足を進めるたびに感動が広がるように工夫しています。
お客さまが一生懸命花の写真を撮っていたり、作業中にお褒めの言葉をいただくことがあります。そんな時はうれしくて、普段の苦労や疲れが吹き飛びます。

Q.難しいところは?
A.そもそも植物は人間の思い通りにはなりません。強い夏の日差しや目の前の海からの風、潮の影響もあります。こうした環境下で、一年中南欧風のホテルのイメージに沿って花を咲かせ続けるのは、経験があっても難しいことです。常に2年分の手帳を持ち歩いて、細かい状況を把握し、開花の予測を立てながら手入れをしています。
また読谷の海は、海亀の産卵が見られるほど、自然豊かな場所です。そうした自然環境への配慮から、薬剤などは極力使いません。虫が付きやすい植物や雑草も丁寧に手作業で取り除きます。

Q.思い出に残る植物は?
A.特に思い入れが強いのは、今ガーデンプールに植えているガジュマルの木ですね。自分の足で探し回り、1週間かけて手作業で掘り起こしました。重機が入れない場所だったので。当時から立派で総重量は5トンありましたが、今はさらに大きく育ち、プールサイドのシンボルツリーになっています。

Q.今後の目標は?
A.どのような企画がお客さまに喜んでいただけるのか、という意見はスタッフ同士で真剣に話し合います。手入れをしながらも、もっと良くしたいので、それぞれの場所を生かすアイデアが湧いてきます。その一つ一つを実現させたいですね。
今年は初めて開催する中庭をメインとした「パティオフェスティバル」があり、ぜひ成功させたいと思っています。そのためにも、美しく咲いた花を楽しんでいただけるように、準備しています。ぜひ足を運んでほしいですね。


パティオフラワーフェスティバル開催

ホテル日航アリビラの中庭を使って「パティオフラワーフェスティバル」が2017年4月29日(土)~5月31日(水)まで開催される。スペインで毎年5月に開催されるユネスコの世界無形文化遺産にも登録されている「パティオ祭り」をアリビラスタイルにアレンジして、異国情緒ただようくつろぎの空間を演出する。


<問い合わせ先>
ホテル日航アリビラ
沖縄県読谷村儀間600(地図
098-982-9111


<過去の記事一覧>
発信!沖縄の魅力 ー未来をつくる企業ー


『週刊ほーむぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<153>
第1553号 2017年4月20日掲載

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