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2017年1月26日更新

人の本質は万国共通【働き方ラボ】

ワークライフバランスコンサルタントの比嘉華奈江さんがつづるエッセー vol.10。
自身の体験を通して、楽しく柔軟な働き方を考えます。


2001年パリ。バックパックを背負って探した宿で、宿主や近所の人々と
 

人の本質は万国共通

今年は海外に行きたい!行けずじまいにならないよう、2月ごろまでに計画を立てたい。海外に行くことは20代の頃から、私の人生の刺激そのものだった。

子どものころ実家は自営業をしており、「商売人たるもの、人さまが休みの時に働かなくてはならない」という中で育った。家族旅行の記憶はほとんど無い。

初めての海外旅行は、就職して初ボーナスを頂いた時に同期と行ったバリ島だった。バリ島は、昔の日本のような生活スタイルで、物価も全く違う。当時の私にはかなりの衝撃だった。それ以降、「自分と違う人たちの価値観に出合うこと・感じること」に底知れぬ好奇心をかき立てられ、海外に行くことを楽しみに仕事を頑張った。

「違いを知ること」は人生を豊かにしてくれると思う。多様性を可能性に変える! という弊社の理念の原点は、海外での経験だ。
 

こわもても怖くない

同時に、私はその経験から信じていることがある。それは「本質は、万国共通」だ。違いや価値観は、環境や習慣によって作られたものではないか? もしかすると価値観は、表面的なものかもしれない。その奥底を見ようとした時、「同じ」だと気付く。10年間で、17回海外に行き、自分の中に得た答えは、「人は皆、同じ」だった。人は皆、自分の存在意義を探している。そして心の声を誰かに聴いてもらいたいと思っている。

それを、パリの教会とタイの寺院で実感した。それぞれの神父と僧侶からいただいた言葉は全く同じだったのだ。「ありのままの自分の素直な気持ちを話しなさい。きっとあなたを受け止めてくれます。そして、感謝の気持ちを伝えなさい」

「ああ、そうか」と思った。人の本質は同じだということを忘れずに日々を過ごしたら、もっと「違い」を愉しめるのではないか? と。

それから、仕事の姿勢に変化が起きた。こわもてのビジネスマンが怖くなくなったのだ。「このお客さまも、誰かのお父さんで、誰かの息子さんで、誰かのお兄さんかもしれない」と思うと、お客さまが家族のように思えたのだ。すると、対応が変わった。勝手な判断で人にフィルターを掛けることがなくなった。「話してみなきゃ分からない」「心の声を聴いてみなきゃ分からない」そんな風に、人への向き合い方が変わったのだ。

「聴く」ことはコミュニケーションで最も大切だ。多様性を生かす時にコミュニケーション力が必要な理由は、ココにある。原点を思い出し、今年も研修を担当させていただきたい。





[執筆]
比嘉華奈江(ひが・かなえ)
客室乗務員を経て、2012年に(株)Life is Loveを設立。(株)ワーク・ライフバランス加盟コンサルタント。

(株)Life is Love
http://www.lifeislove-okinawa.com/

funokinawa|ワークライフバランスコンサルタントの比嘉華奈江さんがつづるエッセー


『週刊ほーむぷらざ』
第1541号 2017年1月26日掲載

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