特集
2016年12月29日更新
わたしの働き方、自分らしく多彩に|トランスコスモス株式会社 池村佳枝さん
ライフスタイルが多様化する中、自分らしく働く女性が増えている。正規雇用や非正規雇用で働く人、あるいは個人で起業した人にスポットを当て、働き方や、仕事のやりがいについて聞いた。
ハッピーに働こう!
トランスコスモス株式会社 池村佳枝さん(24)
子どもとの時間も充実
勤務は9時から17時までの決まった時間帯で、土日祝祭日と休みもしっかりある。子どものお迎えの時間もとれるので安心して働けます」。パンフレット請求窓口としてコール業務を担い、4カ月ほどがたつ。
以前は正規雇用で空港のグランドホステスの仕事をしていた池村さんは、結婚・出産を機に子育ての時間を大事にしたいと退職。その後、働きながら自分の時間も持ちたいと、契約社員として同社に入社した。
社内で仕事や子育てのことなど、気さくに話をする池村さん(左)
雇用形態を変えることで、日常にも変化が。「子どもとの時間が多く取れるようになったのがうれしい。私の子どもはもちろん、おいっ子やめいっ子たちの行事にも参加できるようになり、リフレッシュの時間にもなっています」と笑顔。同社では子どもが急に熱を出した場合など、急用時でも周りのメンバーがお互いにバックアップする態勢が整っているとも。
普段の業務で気を使っていることは、「敬語など電話越しの言い回し」という池村さん。「家でも子どもに対して『こうやって言えばいいのかな』などと考えるようになりました」。うまく伝わりづらいことに対して、言い方を変えることが自然と身に付いたと喜ぶ。
「今後、子育てが落ち着いたら、時間帯の変更も考えていきたい。キャリアを積んで会社に貢献できるよう頑張りたい」と意気込んでいる。
トランスコスモス(株)の取り組み
●コンタクトセンター業務を中心に多種多様な業務を行う。仕事と生活の調和の実現を目指し、ワーク・ライフ・バランスにも積極的に取り組んでいる。昨年、那覇市内に「おしごとカフェ」を設置し、誰でも気軽に仕事の相談、カウンセリングを受けられる。
<わたしの働き方、自分らしく多彩に>
・那覇バス(株) 山城綾子さん
・ジョインハーツ・代表 知念徳子さん
<両立しやすく 制度が変わる>
・休み方、時短 働き方広がる
・残業減って売上げアップ
・働き方は「量から質」へ
『週刊ほーむぷらざ』ハッピーに働こう!
第1537号 2016年12月29日掲載
この記事のキュレーター
- スタッフ
- 安里則哉
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編集者
日々、課題ばかりですが、取材ではできる限り、対象者の人間性が引き出せたらと思い、仕事に努めています。食べることが大好き。そのためダイエットにも力を入れたところですが、いまだ実現せず(笑)。