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2023年9月7日更新

遺影の準備|生前にお気に入りの1枚を|やってみよう、終活⑥

葬儀の際、祭壇に飾る遺影。家族が準備する場合、生前撮影した写真から選ぶのが一般的。しかし、近年は終活の一環として生前に自分が気に入った写真を撮影したり、決めておいたりする人も増えているという。(有)カデナ花輪の島袋敦専務と具志堅さく子さんに遺影を準備する際の注意点やポイントなどを聞いた。

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 遺影の準備  

生前にお気に入りの1枚を

葬儀の際、参列者は遺影を見ることで故人との記憶を思い出したり、人柄をイメージし、葬儀後は自宅の居間や仏壇の近くなどに飾ることで、故人を思うきっかけにもなる。そのため、故人の人柄が一目で分かるような写真が望ましい。近年は誰もがデジカメやスマホなどで気軽に撮影でき、終活の一環として生前に自分が気に入った写真を撮影する人も増えているという。

島袋専務は「生前から遺影を自分で選んでおくことで、自身が納得した写真を残せるメリットがあるのはもちろん、遺族の葬儀に関する準備負担も軽減されます」と話す。家族で共有できるようエンディングノートに写真を挟んでおいたり、ノートに保管場所を記載しておいたりすることもおすすめだ。

身内などが集う際に撮影

家族が事前に写真を撮影する場合、「どのタイミングで撮影を促せばいいか?」「縁起でもないと怒られそう」という声も。具志堅さんは「法事や親戚の集まり、誕生日といった祝い事の際に撮るのがおすすめ。友人や孫たちと一緒に『記念撮影をしよう』という具合に声をかけやすい上、いい表情を見せてくれると思います」とアドバイス。そのほか、知人や近所など身近な人に遺影を準備している人がいれば、その話を例に切り出してみるのもいいという。

写真選びに関して島袋専務は「その人らしい表情をされているもので、ピントが合っているものが望ましい。満面の笑みを浮かべたり、帽子をかぶったりしている写真でもOK」=左囲み参照=と説明する。

遺影に使いたい写真データがない場合には、免許証の写真を必要なサイズに引き延ばし、遺影にすることも可能だという。「元の写真がマイナンバーカードに使用しているサイズのものや人数が多い集合写真などの場合、大きいサイズに引き伸ばした際、画像がぼやけて粗くなる場合もあるので注意したい」と話した。

 

撮影・写真選びのポイント

1.その人らしい写真でピントが合っているもの

まっすぐ故人と目を合わせてお別れできるよう、顔にピントがしっかり合い、目がこちらを向いているものが望ましい。歯を見せているような満面の笑顔や、帽子をかぶっている写真でも、「その人らしい」ものであればOK。また、服装もスーツのように整然とした印象を与えるものもいいが、生前、本人が作業着をよく着ていたのであればそれでもよく、ピースサインをしたポーズをとった写真でもいい。

2.バストショットの写真

撮影する場合、胸から上を入れて撮影された構図を意識したい。顔から上と下にほどよい余白があり、バランスの良い遺影ができる。例えば、顔だけが写り込んだ画像の場合、首から下の部分を合成してくっ付けることになるのだが、仕上がりが不自然になりかねない。背景はパステルカラーがおすすめ。淡い色調は柔らかな表情を演出してくれる。

3.明るい場所で撮影されたもの

日陰で撮影されたものや、顔に影が写った写真は避ける。逆に明る過ぎて、白っぽく写った写真や背景に光がある逆光のものなども避けたい。


教えてくれた人

カデナ花輪の島袋敦専務取締役(右)と
看取士・終活カウンセラーの具志堅さく子さん
098(956)2450

『週刊ほ〜むぷらざ』やってみよう、終活
第1883号 2023年9月7日掲載

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この記事のキュレーター

スタッフ
安里則哉

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編集者
日々、課題ばかりですが、取材ではできる限り、対象者の人間性が引き出せたらと思い、仕事に努めています。食べることが大好き。そのためダイエットにも力を入れたところですが、いまだ実現せず(笑)。

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