出産・子育て
2023年6月15日更新
[赤ちゃんのおむつ]生活スタイルや肌質に合わせて|はじめての育児⑥
文・島袋 史
赤ちゃんのおむつには、紙おむつ、布おむつがあります。また、おむつを使いながらも、赤ちゃんにおまるやトイレで排せつする機会をつくってあげる、おむつなし育児という方法もあります。それぞれのメリット、デメリットをご紹介します。
[赤ちゃんのおむつ]
赤ちゃんのおむつには、紙おむつ、布おむつがあります。また、おむつを使いながらも、赤ちゃんにおまるやトイレで排せつする機会をつくってあげる、おむつなし育児という方法もあります。それぞれのメリット、デメリットをご紹介します。
生活スタイルや肌質に合わせて
紙おむつ
メリット
●使い捨てなので手軽に使えます
●布おむつに比べて1枚が軽く、持ち運びが楽です
●吸収力が高く、尿や便をしっかりキャッチしてくれます
デメリット
● 使い捨てのため、環境に負担がかかります
● 肌荒れやかぶれの原因になることがあります
● 長時間使用すると、ムレやニオイが気になることがあります
● おむつを卒業するまで、おむつ代の費用がかかりやすいです
布おむつ
メリット
●再利用でき、ゴミが減ります
●排せつに気づきやすいので、すぐにオムツを替えてあげられれば、肌に優しく、肌荒れやかぶれのリスクが低いです
●赤ちゃんが排せつしたという感覚を育みやすいです
デメリット
●洗濯が必要なので手間がかかります
●持ち運びの際、使用後の布おむつの保管が必要です
●吸収力が低く、おむつ替えの頻度が多くなることがあります
●枚数を準備しなければならず最初にお金がかかります(リサイクルを利用するとよりお安く準備できます)
布オムツの洗い方
https://www.yuiclinic.com/information/13718/
おむつなし育児
メリット
●赤ちゃんの排せつリズムに気づきやすいです
●赤ちゃんの肌への負担がかかりません
●紙おむつ代が減ったり、布オムツの洗濯の頻度が減るので、経済的にも優れています
デメリット
●トイレに連れていく、もしくはおまるでさせてあげる手間がかかります
おむつなし育児コラム
https://www.yuiclinic.com/information/2186/
おむつなし育児Youtube動画
https://www.youtube.com/watch?v=8hjEHMRYW-E
それぞれ良いところや大変なところがあります。お母さんやご家族のライフスタイル、赤ちゃんの肌質や体調に合わせて選択すると良いでしょう。おむつなし育児、コラムとYoutube動画も参考にしてみてくださいね。
院長 産婦人科 島袋 史さん(左)、理事長 小児科医 島袋 忠雄さん
2011年に開院した沖縄市登川の産婦人科ゆいクリニック。自宅のようにリラックスできる空間を目指し、建物には木材を豊富に使用。妊婦への食事には添加物を使わないなど「体に良いと分かったことはどんどん取り入れている」と院長の島袋史さん(52)。お産を通し母親として一人の女性としての成長をサポートする。
〈問い合わせ先〉
産婦人科 ゆいクリニック
TEL098-989-3801
沖縄市登川2444番地3
https://r.qrqrq.com/wuFnMal6
これまでの記事はこちらから。
『週刊ほ〜むぷらざ』はじめての育児
第1871号 2023年6月15日掲載