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2022年6月9日更新

[沖縄・企業紹介]沖縄の魅力|スーパーで販売 焼きたてを提供|株式会社オキコストア 取締役部長 上原 要さん

沖縄の魅力を発信する企業を紹介。vol.369

新開発したフランスパン生地で作ったバゲットとバタールを手に、その魅力を語るオキコストアの取締役部長、上原要さん
新開発したフランスパン生地で作ったバゲットとバタールを手に、その魅力を語るオキコストアの取締役部長、上原要さん

新食感のパン生地を開発

株式会社 オキコストア
取締役部長 上原 要さん


県内スーパーの店内にベーカリーを構え、焼きたてのパンを提供している株式会社オキコストア(本社・西原町)。今月からフランスパンの生地を全面リニューアルし、「生バゲット」と名付けたオリジナルのパン生地を使った商品を展開している。取締役部長の上原要さん(54)にパン生地の特徴や開発の経緯などを聞いた。

Q 「生バゲット」の特徴は?

 外はパリッとほどよい歯応えで、中はしっとりもちもちした食感が特徴。焼かずに生で食べていただきたいですね。

「夕飯の食事は“主食にパン”を」というコンセプトで、沖縄製粉株式会社と共同開発した独自の新配合のパン生地です。カロリーが高めの甘いパンでは、ご飯の代わりにはならないと思い、比較的カロリーの低いフランスパンに注目しました。ハード系のパンが苦手という方でも食べやすいようになっています。

そのまま食べてももちろんおいしいですが、オーブントースターで少し温めるのもおすすめです。香ばしさや風味がより引き立ちます。和食、洋食どちらにも合う味になっているので食卓でご飯の代わりに召し上がっていただきたいと思います。

Q 開発の経緯は?


 「お客さまにご飯のように普段の食事でパンを食べてもらいたい」という思いで、生バゲットを開発しました。目指したのは、老若男女が食べやすい、いろいろな料理に合うパン。そのためにフランスパンはこうでなければならないという考えを取り払い、材料や製法に新しい工夫を取り入れるなど試行錯誤して新配合の生地を作り上げました。

従来とはパン生地の配合が違うので、フランスパンの形状に焼き上げるのも工夫が必要でした。特に苦心したのが、フランスパンの見た目とおいしさを左右する、表面にあるクープ(切れ目)がきれいに開くように仕上げること。一般的なパン生地よりも多く水分を含むこともあって調整が難しかったですが、苦労のかいあってきれいに焼き上げることができました。


オキコパン ほ〜むぷらざ
新配合のパン生地で作った「生バゲット」。もちもち食感で、いろいろな料理に合う

Q 今後の展開は?

 お客さまが用途に合わせてお求めやすいよう、メニューを増やしていきます。フランスパンの中でもポピュラーなバゲット(細長い形状のパン)やバタール(バゲットを短くした少し太いパン)のほか、ベーコンやポテト、めんたいこといった食材で加工した調理パンなど22種類を販売する予定です。

商品の販売を通じて「生バゲット」のおいしさを周知し、多くの県民に夕食などで気軽にフランスパンを味わっていただきたいと思います。


県内スーパー内に15店舗

オキコパン ほ〜むぷらざ
オキコストアは県内のイオン系に8店舗、サンエーに7店舗のベーカリーを構える。売り場に併設した工房で焼きたてのパンを提供。食パンや調理パン、菓子パンなど多数の商品を取りそろえる。


オキコパン ほ〜むぷらざ
株式会社オキコストア 西原町幸地371番地  
電話098(882)8866


『週刊ほ〜むぷらざ』発信!沖縄の魅力ー未来をつくる企業ー<369>
第1818号 2022年6月9日掲載

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