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2022年3月17日更新

[沖縄]気になる小児の矯正歯科|上運天歯科矯正歯科・スマイリー矯正歯科|上運天修

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気になる小児の矯正歯科

上運天先生に聞いてみた!

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上運天修
1992年、鹿児島大学歯学部卒。同年、田中矯正歯科勤務。日本矯正歯科学会入会。2002年、同学会の認定医を取得。09年、上運天歯科矯正歯科開業。

マウスピース型矯正歯科 認定医による適切治療を

治療のタイミングがカギ
昨今、小児の矯正歯科で透明な樹脂製のマウスピースを使った矯正治療が関心を集めています。「矯正歯科は専門性の高い医療。認定医による適切な治療が大事」と話す上運天歯科矯正歯科の上運天修院長。気になる治療法や気をつけたいことについて話を聞きました。


 Q.小児の矯正歯科、いつ相談したらいいの? 

矯正歯科の専門の先生になるべく早く診てもらい、医師の観察のもと、治療を始めるタイミングを計ることがベストです。 矯正歯科治療は、矯正装置を使い、歯や顎の骨に力を掛け、ゆっくりと動かして歯並びとかみ合わせを治していく治療です。 小学校低学年から治療を始めることができれば、これから生えてくる永久歯のために顎の発育をサポートしつつ、理想的な歯の並びに必要なスペースを確保して、将来できるだけ歯を抜かないように歯並びを整えることができます。成長が止まってからの治療は、顎の骨が固くなって歯を動かすことが難しくなり、抜歯しないといけなくなったり期間も長くなるなど、治療がより難しくなってきます。



 Q.話題のマウスピース矯正ってどんなもの? 

患者の口腔内をスキャナーで計測しデータを基にカスタムメードされた、樹脂製のマウスピースを装着します。マウスピースは1週間〜2週間ごとに歯の動きに合わせた新しいものが用意されており、毎日、1日20時間以上装着して、少しずつ歯を矯正していきます。 ワイヤーなどの装置を歯に装着する従来主流の矯正治療に比べ、装置が目立ちにくく、金属アレルギーのある患者にも使用できたり、患者が取り外して歯を磨くこともできるなどのメリットがあり、ニーズが高まっています。
インビザラインはカスタムメードされたマウスピースを装着し少しずつ歯並びを整える




 Q.小児のマウスピース矯正について教えて! 

昨今の技術革新で、6歳〜10歳前後の乳歯から大人の歯に生え変わる時期に適用できる「インビザラインファースト」というマウスピース型治療法が登場しています。 大人になってから矯正するより、治療期間が短く済むなどのメリットがありますが、全て永久歯に生え変わっていると適用できないなどの条件があり、専門の先生による観察と治療開始のタイミングがポイントになってきます。 また、治療が患者の自己管理に委ねられている部分もあり、装着を怠り予定通りに歯が移動しないなど、想定外の動きが出る可能性があります。医師はそれらに対応できる専門的知識と経験、技能が不可欠です。



 Q.矯正歯科治療の費用や治療期間は? 

特殊な病気の場合を除き、一般的に矯正歯科治療は健康保険が適用できない自費診療となっており、治療法や掛かる期間によっても費用が変わってきます。 インビザラインファーストの場合は、治療期間が18カ月、当院では45万円(税込)〜となっています。 小児の矯正歯科の場合、様子を見ているうちに、ベストな治療タイミングを逃している場合も少なくありません。適切な判断、治療のためにも、信頼できる専門の先生へ相談してほしいと思います。



<問い合わせ>
上運天歯科矯正歯科(嘉手納)
098‐956‐4618

スマイリー矯正歯科(八重瀬)
098-851-3005


『週刊ほ〜むぷらざ』
第1806号 2020年3月17日掲載

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