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2021年12月30日更新

[企業家インタビュー]30年に感謝 新たなる一歩へ|株式会社リポースカンパニー

今年11月に創業30年を迎えた(株)リポースカンパニー。県内外のリゾートホテル等で八つのスパサロンを展開し、オーガニックコスメも輸入販売。県内のショッピングセンターにもトリートメントができる直営店四店を出すなど、多方面から「癒やし」を提供している。


粟國 淳子さん/㈱リポースカンパニー代表

あぐに・じゅんこ/1963年生まれ。外資系大手化粧品メーカー勤務を経て91年、那覇市で開業。県内外でタラソや温泉、沖縄素材にこだわったサロンを展開。2013年、輸入部門「ベルダ事業部」新設。15年からイオングループの店舗(ライカム、北谷、那覇、具志川)にカウンターをオープン。ことし11月に30年を迎えた。2022年は、金武町に新たな研修施設をオープン予定。
 


「地元でタラソ」でエネルギーをチャージ

今年11月に創業30年を迎えた(株)リポースカンパニー。県内外のリゾートホテル等で八つのスパサロンを展開し、オーガニックコスメも輸入販売。県内のショッピングセンターにもトリートメントができる直営店四店を出すなど、多方面から「癒やし」を提供している。

その原点は「創業当時、フランスでほれ込んだタラソテラピー」と粟國淳子代表。海の恵みを体内に取り込むことで体本来のバランスを取り戻すフランス発祥の海洋療法だ。

粟國さんは「温暖な気候に豊富な海洋資源、澄んだ空気、ウチナーンチュならではのホスピタリティーまで、フランスに負けない環境が整っているのが沖縄」と、本場の技術をベースに、リゾートエステの世界観を取り入れた独自メニューを次々と開発。海外セレブをはじめ国内外の観光客に指示され続けてきた。
 
◆    ◇    ◆    ◇    ◆

近年は「海外に行かなくても本場同様のタラソテラピーが満喫できる」と地元のリピーターも増加。休日は非日常を満喫できるリゾートホテルでランチを楽しみつつリフレッシュ、普段は単価を抑えたメニューが選べるサロンやショッピングセンターの直営店でメンテナンスできるようにと、地元向けメニューの充実も図る。

「ITやSNSが普及し、どこにいても仕事ができる現代人こそ、オンオフを切り替える場が必要。疲れた脳をリフレッシュし、心身にエネルギーをチャージするタラソテラピーの魅力を、地元沖縄の方々にこそ体感してほしい」と力を込める。

 

自社の研修施設オープン 原点回帰&次代へつなぐ

30年の節目を迎え、やるべきことも明確になってきた。その一つが「セラピストの育成」だ。技術はもちろん、化粧品の知識や接客まで、「一人一人が高いレベルを維持し続けられるように」と自社マニュアルを作成。外資系の大手化粧品メーカーに勤めた自身の経験を基に、30年培ったノウハウを詰め込んだ。新年は金武町屋嘉に研修施設も新たに完成予定。「研修プログラムを充実させたい」と意気込む。

コロナ禍の厳しい最中にあっても雇用の維持・安定に努め、「働き続けられる環境づくり」にも力を注ぐ。子育てや介護との両立が図れるよう仕事を「見える化」。「子どもは社会の宝」と、スタッフ全員でサポートし合う体制を強化した。「若手から中堅まで、皆が最大限のパフォーマンスを発揮できる組織を再構築することで、ベースアップにもつなげたい」と話す。

サポートで現場に出る機会が増えたことし、「お客さまから元気をいただける現場が性に合うと改めて実感した」と粟國さん。「新年は原点に立ち返り、お客さまへの感謝を込めて私自身も現場に立つ機会を増やしたい。セラピストの仕事の素晴らしさを伝えつつ、若い世代と共に新たな一歩を踏み出す年にしたい」と話した。

 

本場のタラソ 沖縄でも!


体全体からミネラルを補給することで毒素の排せつを促す効果が期待できる「海藻パック」。ミネラルが不足すると、むくみや肌荒れ、冷え、不眠などの体調不良が生じやすく。そうした不調改善におすすめ。


ミネラル豊富な海塩&海藻のマリンボールで深いリラクゼーションへ。


全身のツボを刺激して筋肉のこわばりをほぐすアフュージョンシャワー(上)。ジェットバス(下)で体を温めた後、リンパドレナージュを行うことで、排せつ力を高め、全身の疲れを取り除いていく。
 

『週刊ほ〜むぷらざ』企業家インタビュー
第1795号 2021年12月30日掲載

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