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2021年8月19日更新

[沖縄]話そう! 女性のカラダのコト⑤ 正しく避妊 自分の体は自分で守る

毎日を快適に過ごすために知っておきたい女性のヘルスケアについて、婦人科ドクターの高宮城直子さんと、友人で20代の娘を持つ医学博士、エリセーバ・オリガさんが、女子会トークでレクチャー。今月は「避妊」について。

正しく避妊 自分の体は自分で守る

 直子  月経がある女性なら周期に関わらず、いつでも、誰にでも妊娠は起こり得る。生理が始まる前日や生理中は妊娠しないと思っている人がいるけど、それは間違い。セックスで子宮に入った精子は数日生きることもあるから、排卵日が前後すると受精することもある。私も生理不順で、気付いた時には妊娠していたからね。

そうでなくてもお酒を飲んで理性的でなくなったり、ムードに流されるのは、誰しもあり得ること。望まない妊娠を避けるには、正しい避妊の知識が必要!

避妊は自分と相手を守る術。男性任せにせず自分でコントロール

 オリガ  避妊も自分の体のコトも、知らない人が多過ぎるのに驚いた!自分の体は自分で守る意識が薄い。

 直子  人には、産むか産まないか、誰とどんなセックスをするかも含めて自分で決められる「SRHR=性と生殖に関する健康と権利」がある=上。でも相談に訪れる女性たちを見ていると男性任せで、できてから考える風潮が強い。妊娠は自然なことだけど、生まれてくる子の幸せを思うと、計画的に考えた方がいい。


SRHR=性と生殖に関する健康と権利
「セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス&ライツ」

人が生まれながらに持つ権利。産むか産まないか、いつ・何人子を持つか、自分の性のあり方などについて十分な情報を得、自分で決められる



 オリガ  それには女性が自分でコントロールできるようにすることが大事だね。

 直子  女性の避妊法には、低用量ピルの服用や、子宮に黄体ホルモンを出す避妊具を入れるIUSがある。


 オリガ  欧米ではどちらも一般的だけど、日本では遊んでいるとか妊娠できなくなるとか、間違った認識を持つ人が多いよね。

ピルやIUSは月経トラブルが減り、中止後の妊娠率も良好

 直子  某女子サッカー選手が現役時代は低用量ピルを飲み、引退と共にやめてすぐに妊娠・出産したのは有名な話。ピルを飲むと卵巣を休ませ子宮が整い、月経トラブルが減ることにつながるから、中止後の妊娠率も良好です。ただ、飲むと血栓症になる人もいるから、婦人科で処方してもらって!

 オリガ  ピルが飲めない人や経産婦にはIUSもいい。1年くらい使ったけど生理と付き合わずに済むから楽。

 直子  ピルもIUSも経血が減って月経痛が楽になる副効用があるからね。IUSは始めは通院が必要だけど、後は年1回の受診で5年避妊できるから、私も3人目を産んだ後に装着した。男性には分からないしね。


 オリガ  妊娠の心配をせずにセックスできるのもいい。
直子 ほかにも性交から72時間以内に飲むと妊娠率を下げるアフターピルを産婦人科で処方してもらったり、手術による永久避妊もある。


 オリガ  欧州は性教育に積極的で、自分と相手を守る術を親や社会が示す文化。娘が年頃になったら母親がピルを使ったりコンドームを携帯するよう勧めるし、息子にはコンドームを付ける責任を父親が教える。

 直子  みんなで話せる雰囲気作りができるといいね。



たかみやぎなおこ/Naoko女性クリニック院長。1961年、長崎県生まれ。佐賀医大(現佐賀大医学部)卒業後、87年に来県。琉大医学部附属病院や県内の公立、個人病院等で産婦人科医として勤務後、開業。1女2男の母。産婦人科専門医、女性ヘルスケア専門医、更年期に関するメノポーズカウンセラー



えりせーばおりが/沖縄科学技術大学院大学(OIST)アクセラレーター プロジェクトリーダー。1971年、ベラルーシ出身。同国立医科大学卒業後、国立血液研究所医師をへて96年来日。大阪大学医学博士課程を修了後、OIST、理化学研究所にて癌免疫研究。自身の更年期を機に女性の健康に関する研究に着手
『週刊ほ〜むぷらざ』話そう! 女性のカラダのコト
第1776号 2021年8月19日掲載

 

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徳正美

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