毎日のレシピ
2018年1月11日更新
パパッとできちゃう! 低糖質COOKING|肉団子のみぞれ鍋
糖質13.27g|低糖質レシピ[09]糖質を抑える低糖質ダイエット。飲食店を展開するPINO(ピノー)グループと週刊ほ〜むぷらざがコラボし、気軽に作れる低糖質メニューを紹介します。調理・監修はピノーグループ総料理長の真栄城悟さんです。
うま味がたっぷり
温かな鍋物が恋しくなる季節です。今回紹介するのは「肉団子のみぞれ鍋」。ふんわりとした食感に仕上げるために、ひき肉を混ぜる時の温度や、煮る時のスープの火加減などに気を付けるのがコツ。さらに、大根おろしを煮込む時と仕上げに分けて使う「二度使い」が味に深みを出してくれます。大根は根菜で糖質は含まれますが、酵素の働きで消化を助けてくれる食材。旬のこの時期にこそたっぷり味わうのがおすすめです。
肉団子のみぞれ鍋
糖質13.27g
合いびき肉 | 200g |
白ネギ | 45g |
溶き卵 | 1/2個 |
キノコ(好みで数種類、今回はエノキ、シメジ、エリンギ) | 110g |
しらたき | 30g |
水菜 | 20g |
大根おろし | 50g |
塩・こしょう | 少々 |
<スープの材料> | |
水 | 500ml |
ネギの青い部分 | 適宜 |
顆粒だし | 大さじ1 |
しょうゆ | 大さじ2 |
塩 | 1/2(味をみながら調整) |
① | スープの材料を煮立たせる。 |
② | 肉団子を作る=合いびき肉に、みじん切りにした白ネギ25g、溶き卵1/2、塩・こしょうを少々入れ、混ぜ合わせる。 |
③ | ①のスープに、②をスプーンですくって入れ、鍋の周りが少し煮立つ程度の火加減にする。アクを取りながら肉団子に火が通ったら、いったん、鍋から取り出し、スープはこしておく。 |
④ | ③の鍋にしらたき、キノコ、水菜、斜め切りにした白ネギ20gを入れ、肉団子、スープ、大根おろし30gを入れて煮る。 |
⑤ | ④の野菜に火が通ったら、残りの大根おろし20gを入れ、火を止めて出来上がり。 |
真栄城悟さんのワンポイント
ひき肉をうまく使って
- ひき肉は牛と豚の合いびき肉を使ったが、鶏ひき肉でもOK。牛ひき肉だけだとパサつき感がある。
- ひき肉は半解凍程度の冷たさでほかの材料と混ぜ合わせると、まとまりやすくなる。
- 肉団子を入れる場合、スプーンで形を整えながらゆっくり鍋に入れ、スープの火加減は周囲が少し泡立つ程度に。肉のうま味がスープに溶け出し、肉団子もしっとりとした食感に仕上がる。
- 肉団子はつなぎに小麦粉やパン粉などを使うが、糖質がアップするので使っていないため、崩れやすくなるのでいったん取り出す。
- スープの味は昆布、カツオ、チキンコンソメ、鶏ガラなどでも可能。煮詰まったら水で調整。
大根おろしがポイント
- ひき肉からアクが出るので、こまめに取り除き、スープはキッチンペーパーでこすと透明になる。
- 具材は豆腐や旬の食材を入れたり、水菜の代わりにホウレンソウや小松菜でもよい。
- 大根おろしは材料を煮る用と、仕上げに飾るものに分けると、同じ食材でも異なる味を楽しむことができる。材料を煮る時に大根おろしを入れるとスープにとろみが出て、肉団子もジューシーになる。
- 大根は根菜で少し糖質はあるが、それに含まれる酵素が消化を助けてくれるので、今回は使用した。
- 大根はおろしてザルで軽く水切りをして、小分けにして冷凍が可能。冷凍から出せば鍋にも使える。
真栄城悟
まえしろ・さとる/ピノーグループ総料理長。ホテルやレストランでの経験を基に、現在は低糖質メニューの講習会や先進地の視察などを行う。現在は総料理長としてグループ全般のメニュー開発を担当している。
◆今回紹介した「肉団子のみぞれ鍋」は浦添市城間の隠れ家ピノー、那覇市おもろまちの食彩ダイニング・ピノーで、2018年1月15日(月)以降、メニューとして登場します。これまでこのコーナーで紹介した8種のメニューも味わうことができます。
<パパッとできちゃう!! 低糖質Cooking>
編集/高江洲千里
毎週木曜日発行・週刊ほーむぷらざ
「第1590号 2018年1月11日紙面から掲載」
この記事のキュレーター
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- ちぃちゃん
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元企画・編集プランナー
身の回りの「はてな?」や「なるほど!」を追い求めながら、好奇心のアンテナを張り巡らせて日々、取材中。何でもやるからには「徹底的」に。そのための息抜きも大切に。メリハリのある暮らしと、メリハリのある仕事のこなし方ができるよう心がけています。