カフェ・喫茶
2020年9月24日更新
家で楽しむ カフェタイム
仕事や家事の合間に飲みたくなるコーヒー。たまにはゆっくりとハンドドリップでいれてみるのも楽しそう。コーヒースタンドを経営する照屋正也さんが、おいしく入れるポイントや豆の保管方法などを教えてくれました。
ハンドドリップで入れてみよう!
「ハンドドリップは酸味や苦みなどを変化させて楽しめる」と話すのは、コーヒースタンドを経営する照屋正也さん。「高温過ぎると苦み成分が抽出されやすいため、使用するお湯は85~90度。抽出温度を均一にするためお湯は低い位置から注ぎ、1杯分を3分程度で抽出するのが私のお気に入りの入れ方」と紹介。
「入れ方は多種多様で、豆の焙煎度合いでも適する抽出時間やお湯の温度は異なる。ポイントを参考にしながら好みの入れ方を探してみては」と呼び掛ける。
ハンドドリップのPOINT!
★お湯の温度は85~90度
高温過ぎると苦み成分が多く抽出されやすい。
一度沸騰させたお湯をケトルに移し替えて冷ますと適温になる。
★使用する豆は1杯分で10g(コーヒー用スプーン1杯)
ホットの場合、1杯分は10gの豆を使用。
★1杯の抽出は3分を目安に終える
時間を掛け過ぎると余分な苦みまで抽出されやすくなる。
基本のハンドドリップの入れ方(2杯分・240㎖)
①サーバーの上にドリッパーを置き、ペーパーフィルターをセット。
ミルでひいた豆を入れて均等にお湯がかかるよう平らに。
②粉の中央からお湯を注ぎ「の」の字を書くように
粉全体を湿らせる。粉がドーム状に膨らんだら30秒蒸らす。
③蒸らし終えたら、2湯目を注ぐ。
湯は細く、「の」の字を書くようにし、
ドリッパーの8割程度まで注いだら止める。
④粉の表面の膨らみが半分ほどに下がったら、
粉の中央から500円玉の大きさの円を描きながら
3湯目を注ぐ。
⑤湯が落ちきる前に4湯目を低い位置から真っ直ぐ注ぐ。
⑥サーバーの中に240㎖抽出できたら、ドリッパーを
サーバーから外す。カップに注いだらできあがり♪
コーヒーQ&A
Q1:やっぱり豆は挽き立てがいいの?
A: より香りを楽しむなら、飲む直前に挽くのがベスト。
挽いて保管しておくと、1週間ほどで香りが薄くなってしまいます。
Q2:豆はどう保管したらいい?
保管すると、酸化を防ぎやすくなります。
Q3:ちょうど良い粉の粗さってどのくらい?
A: ペーパードリップを使用する場合は、中挽きがおすすめ。
手でさわるとザラザラした感触が感じられる程度が目安。
この記事のキュレーター
- スタッフ
- 比嘉知可乃
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新人プランナー(企画・編集)
1990年生まれ、うるま市出身。365日ダイエット中。
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