伝染病との戦い描く

フランスのノーベル文学賞作家の著者が描く、伝染病との戦い。

舞台は1940年代のアルジェリア・オラン市。ペストの発生が確認され、感染拡大を防ぐために街が封鎖される。外部と遮断された孤立状態の中、猛威を振るうペストで直面する「死」の恐怖や愛する人との別れ、見えない敵と闘う市民を描写している。

ペスト

カミュ著、宮崎嶺雄訳
新潮社
750円（税別）
 

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『週刊ほ〜むぷらざ』エンタメ・BOOK情報
第1716号　2020年6月25日掲載