[沖縄をあそぼう]図書館の魅力再発見!|fun okinawa~ほーむぷらざ~

沖縄で暮らす・食べる
遊ぶ・キレイになる。
fun okinawa 〜ほーむぷらざ〜

沖縄の魅力|スマイリー矯正歯科

毎日を楽しく

体験・遊ぶ

2018年6月28日更新

[沖縄をあそぼう]図書館の魅力再発見!

[沖縄をあそぼう!vol.25]歴史書や文芸書など多数の書籍をそろえる図書館。読書にふけったり、好きな本を借りたりできるだけでなく、各館ともイベントを開催するなど本により親しめる取り組みが実施されている。今月はそんな図書館の魅力を改めて紹介。家族で訪れてみて!

体験・遊ぶ

タグから記事を探す

洋書、中学~大学生向けも

浦添市立図書館
天井が高く開放的な一般書のコーナー
天井が高く開放的な一般書のコーナー


1985年開館で蔵書数30万冊以上。平良美恵館長は「家庭、職場(学校)に続くサードプレイスとして図書館を利用してほしい」とアピールする。
幅広いジャンルの中で特に目を引くのが多文化コーナーで海外の本や絵本などが充実。沖縄と米国の友好親善を目指し、在沖米国総領事館から寄贈された資料の貸し出し、JICA沖縄国際センターと連携した展示物などもある。ほかにも本を読む機会が少なくなる中学生~大学生へ向けたYA(ヤングアダルト)世代のコーナーを沖縄で初めて設けたり、アクリルで周囲と仕切られ親子で気兼ねなく読み聞かせができる「おはなしコーナー」などもある。


米国総領事館からの寄贈資料と、JICAの関連資料
米国総領事館からの寄贈資料と、JICAの関連資料

同市出身の芥川賞作家、又吉栄喜氏の資料を集めた又吉栄喜文庫
同市出身の芥川賞作家、又吉栄喜氏の資料を集めた又吉栄喜文庫


\注目の取り組み/
英語のおはなし会/1、2月を除く毎月第1火曜日16時~16時30分は英語の絵本の読み聞かせを実施。語り手は浦添市国際交流員で誰でも参加可能。本物の英語に触れてみて!
英語のおはなし会/1、2月を除く毎月第1火曜日16時~16時30分は英語の絵本の読み聞かせを実施。語り手は浦添市国際交流員で誰でも参加可能。本物の英語に触れてみて!


今年10回目となる「うらそえYA文芸賞」の作品も募集中。詳細はHPへ
奉仕係の當間千晃さん(右)と仲程希さん
奉仕係の當間千晃さん(右)と仲程希さん

沖縄県浦添市安波茶2-2-1(地図
098-876-4946
午前9時30分~午後7時
休刊は月曜、祝、慰霊の日、年末年始。6月29日。その他不定期
Pはカルチャーパーク利用 ※貸し出しは浦添市民もしくは在勤在学者のみ

 



 

女性に特化 一時保育もあり

県男女共同参画センター「てぃるる」図書情報室
出産や育児だけでなく児童虐待やDVなど家庭に関する専門コーナーも
出産や育児だけでなく児童虐待やDVなど家庭に関する専門コーナーも


県民生活センターや労政・女性就業センターなどを備える複合施設「てぃるる」内にあり、女性問題や子育て、料理など日常生活を中心とした書籍約4万冊を収蔵。専門誌だけでなく小説やコミックス、映画など広い視点から女性に関する書籍が充実し、県内在住の6歳以上であれば誰でも利用できるのもうれしい。
保護者がゆっくり読書を楽しめるよう、6カ月~未就学児を対象に施設1階にある「こどもの部屋」で保育士による読み聞かせや一時保育を行うブックタイムも不定期で開催している。


スキルアップや起業に関する書籍や関連するチラシなども置いている
スキルアップや起業に関する書籍や関連するチラシなども置いている



沖縄県那覇市西3-11-1 2階(地図
098-868-4077(情報室直通)
午前9時~午後8時(日曜は~午後5時)
休館日は月曜、第1水曜、2月1日~15日
P80台(無料)
※貸し出しは県内在住の6歳以上

 



 

ワンフロアの広さ九州最大級

沖縄市立図書館
落ち着いた雰囲気のレファレンスゾーン
落ち着いた雰囲気のレファレンスゾーン


2017年5月、移転リニューアルオープン。ワンフロアの図書館としては九州最大級とかなり広く、バスケットボールコート3面分にもなるという。そのため、書架や閲覧席などゆったりとした造りになっている。
館内は郷土・地域資料ゾーンなど大きく七つのゾーンで構成。特にこどもの本ゾーンでは7万冊もの児童書がそろい、授乳室や幼児トイレも備えるなど「こどものまち宣言」を採択した沖縄市ならではの試みも。また、同じ建物に劇場やハローワークがあることから、ビジネス、芸術、文化に関係する図書も充実している。


遊び心いっぱいの「おはなしのへや」では、毎月第2、3、4土曜の15時からおはなし会が行われる
遊び心いっぱいの「おはなしのへや」では、毎月第2、3、4土曜の15時からおはなし会が行われる

国文学者、新屋敷幸繁氏の寄贈書も
国文学者、新屋敷幸繁氏の寄贈書も


\注目の取り組み/

商店街との連携イベント/6月29日~7月25日「お隣さん台湾を知ろう!」を開催。パネル、イラストなどによる台湾のお寺文化の紹介、スタンプラリー、台湾関連図書の展示、貸し出しもあり。


周辺商店街との連携も行うなどスタッフが一丸となって「市民の図書館」を目指しています
館長の大城実さん(中)と司書の森田美唯貴さん(右)、玉城涼子さん
館長の大城実さん(中)と司書の森田美唯貴さん(右)、玉城涼子さん


沖縄県沖縄市中央2-28-1 沖縄市雇用促進等施設(旧コリンザ)1階(地図
098-929-4919
午前9時30分~午後8時(土・日は~午後6時)
月曜、第4木曜、祝(文化の日を除く)、慰霊の日、年末年始休館(その他休館日あり。月曜、第4木曜が祝日の時は翌日も休館)
Pは旧コリンザ立体駐車場(3時間まで無料)か中央公共駐車場利用 ※貸し出しは沖縄市民もしくは在勤在学者のみ

 



 

眺め抜群! 赤ちゃんタイムも

北中城村あやかりの杜図書館
緑にあふれた眺めがいい窓側の閲覧席
緑にあふれた眺めがいい窓側の閲覧席


「自然にあやかり、異文化にあやかり、人間同士にあやかる」をテーマに宿泊可能なドミトリー機能や、ヨガや英会話などの各種講座が受講できるスコーレ機能、野外活動機能を持つ複合施設。その中心となるのがこのあやかりの杜だ。村内にある世界遺産、中城城跡にちなんだグスクコーナーを設けるなど郷土書にも力を入れているほか、CD・DVDも種類豊富だ。
第一を除く毎週水曜の10時~正午には、赤ちゃんや小さな子どもと保護者が優先される赤ちゃんタイムが設けられ、小さな子を持つファミリーへの配慮も。高台にあるためロケーションがよく、窓側の閲覧席では雄大な自然を前に読書ができる。


10畳ほどの畳間もあるライブラリーの森。小さなこどもでも安心
10畳ほどの畳間もあるライブラリーの森。小さなこどもでも安心

館内は奥行きがあり児童書、ヤングアダルト、郷土・一般書などが並ぶ
館内は奥行きがあり児童書、ヤングアダルト、郷土・一般書などが並ぶ


\注目の取り組み/

おはなしかい/毎月第1、3日曜、第2土曜の午前11時~、第4土曜の午後3時~からおはなしかいを実施。月に一度、英語で読み聞かせを実施


子ども読書週間や映写会などイベントも多く開催しているのでお楽しみに!
右から主任の與那原千晴さん、スタッフの瀬底香織さん、伊禮さおりさん、前田望実さん
右から主任の與那原千晴さん、スタッフの瀬底香織さん、伊禮さおりさん、前田望実さん


沖縄県北中城村喜舎場1214(地図
098-983-8060午前10時~午後8時(土・日曜、祝日は午前9時~午後5時)/休館日は月曜、第1水曜、慰霊の日、年末年始休館。蔵書点検期間休あり/P70台 ※貸し出しは北中城村民または在勤・在学者のみ
 


取材・文/トラベローグ(伊東一洋)
『週刊ほーむぷらざ』沖縄をあそぼう・第1614号 2018年6月28日掲載

体験・遊ぶ

タグから記事を探す

この記事のキュレーター

スタッフ
funokinawa編集部

これまでに書いた記事:4607

沖縄の大人女子を応援します。

TOPへ戻る