funokinawa NEWS
2018年5月10日更新
[News Clip]沖縄石の文化博物館オープン
【funokinawa News】
国頭村のやんばる国立公園内にある大石林山に4月28日、「沖縄石の文化博物館」がオープンした。入館は無料(大石林山へは別途入山料が必要)。
博物館には県内41市町村の岩石の標本が一堂に集められ、市町村を代表する岩石の名前や、岩石ができた年代などを紹介。地域ごとに異なる種類を比較し、学ぶことができる。
中には豚の三枚肉とそっくりの岩や、アヒルの親子のようなユニークな形もあり、自然が織り成す神秘的な姿が間近に。また、昔から沖縄の暮らしに欠かせなかった石製の民具も展示。石臼、漁具、花鉢をはじめ、城壁など石積みの工法の違いなども分かる。岩石標本は触りながら触感の違いを体感できるところも同博物館の魅力。「個性豊かな」石の表情を体感できる。
同館2階には東シナ海や雄大な山を眺めながら、食事を味わえるふれあい食堂も同時にオープン。沖縄の在来豚・アグーや、やんばるの薬草など素材にこだわった料理が並ぶ。
入館時間は9時30分~16時30分(17時30分閉館)。
専門の職員から話を聞くこともできる沖縄石の文化博物館
2億5千万年の歳月を経て形成された大石林山
<問い合わせ>
沖縄石の文化博物館
0980-41-8117
週刊ほーむぷらざ「News クリップ」
第1607号 2018年5月10日に掲載