おしゃれなお部屋図鑑|Okinawa Soba EIBUN(沖縄・那覇市)|fun okinawa~ほーむぷらざ~

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2017年3月3日更新

おしゃれなお部屋図鑑|Okinawa Soba EIBUN(沖縄・那覇市)

週刊タイムス住宅新聞に掲載されているオシャレなお部屋図鑑vol.33。
シック&リラクシング/ダイニングキッチン

シック&リラクシング/ダイニングキッチン

繊細なデザイン家具が引きしめ役

木で気軽さと落ち着き

那覇市壺屋に昨年4月に誕生した「EIBUN」は、すっきりとやさしい味わいのだしが注目を集める沖縄そば店。清潔感あふれるシンプルで落ち着いた雰囲気のインテリアにも、店主のこだわりが光っている。

茶のタイルと木目の天板のカウンター、木とアイアンを組み合わせたテーブルなどを配した同店。白壁とコンクリートの床がベースの店内は、気軽さのなかに、シックでクリーンな雰囲気が漂う。

「正統派のそばが食べられて、女性一人でも立ち寄りやすい沖縄そば屋を目指しています」。物件の造りが真四角でなく、面積もあまり広くないので、スペースを効率よく活用するのに苦労したと、店主の中村栄文さん(38)は語る。

大工の友人2人と3カ月かけて手を入れたという内装には、2×4の木材やコンクリートブロック、黒板用の塗料やニスなど、ホームセンターで入手できる材料が大活躍。

オーダーメードのテーブルやイスも薄めの木や細いアイアンを使ったデザインで、店内をすっきりとシンプルにまとめるのに一役買っている。

「壁にテーブルをつけたり、厨房横にカウンターを配するなど、客席を広く使えるよう工夫しています」と中村さん。狭いキッチンなどを有効に使うお手本になりそう。




カウンターでキッチンすっきり
コンクリートブロックを積み上げ2×4の板で作った天板を取り付けたカウンターは、壁に外装用のタイルを貼りつけておしゃれに。専用の塗料で手作りした黒板はキッチンの目隠しも兼ねており、対面式キッチンのダイニングカウンターに利用するにも便利そう。



ポイント
木で落ち着きを
店の入り口だった一角にブロックで壁を作って木枠の高窓を配したテーブル席。壁際にそそぐ外光で空間も明るい。また、柱がある部分には流木で作った木のオブジェが。床から天井まで届くオブジェは気軽な雰囲気を演出するほか、空間に縦の広がりを出す効果も。



ポイント
鎖とフックの壁掛け
アンティークショップで見つけたというさびた鎖を壁に取りつけ、100円ショップなどで手に入る金属製のフックを併用して物かけに利用。店内のあちらこちらに取り入れられたアイアンなどの繊細で濃い色のラインは、白や茶を基調とした空間にメリハリも。


見て味わって楽しむ保存食
密閉ジャーが並ぶキッチン棚




中村さんの遊びごころ

その時々で登場する限定沖縄そばやアルコール類、ちょっとした酒のさかななど、店のさまざまな楽しみ方を提案する中村さん。「自家製のコーレーグースやサワー用のフルーツ酢などは、カウンターに飾っています」とにっこり。
インテリアと色味を合わせたお手製棚には透明な密閉ジャーがズラリ。カットフルーツや島とうがらしが漬かっているさまは眺めていても楽しく、キッチン回りを彩るアイテムにも。



[DATA]

Okinawa Soba EIBUN

沖縄県那覇市壺屋1-5-14(地図
098-914-3882
午前11時30分~午後8時
休日/月曜日
駐車場/無
※3月6日まで臨時休業


取材/藤井千加(ライター)
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 第1626号・2017年3月3日紙面から掲載

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